幕間【魔術学校 座学試験:魔術学基礎 I】
魔術学校 座学試験:【魔術学基礎 I】
学年:1年
クラス:______
名前:______________
試験時間:50分
配点:100点
【注意事項】
1、 解答は、指定された解答欄に、明確に記入すること。
2、 詠唱の際は、周囲に影響を与えないよう、小声で行うこと。
3、 試験中に、許可なく魔術を発動させた者は、即時失格とし、罰として、図書館の古文書修復作業を1ヶ月間命じる。
問1.【基礎知識】以下の文章の(①)~(⑤)に、最も適切な言葉を入れなさい。(各4点/計20点)
我々の世界の全てを満たしている、目には見えない根源的なエネルギーを( ① )と呼ぶ。その密度は場所によって異なり、この密度のことを ( ② )と言う。
基本的に、我々人間は( ① )を直接知覚することはできない。しかし、その存在を強く( ③ )し、自らの無意識に働きかけることで、それを操作する技術が「魔術」である。
( ① )は、外部から強い力で( ④ )されると、そのエネルギー状態が変化し、副産物として( ⑤ )を放つ性質がある。我々が目にする多くの魔術の輝きは、この原理に基づいている。
問2.【呪文の構造分析】基礎攻撃魔術「魔弾」の標準的な呪文である「魔よ集いて力となれ!」について、以下の問いに答えなさい。(各10点/計20点)
(1)この呪文の前半部分「魔よ集いて」が、術者の身体と無意識に対して行っている、主な役割を説明しなさい。
(2) この呪文の後半部分「力となれ!」が、魔力に対して行っている、主な役割を説明しなさい。
問3.【思考実験】君の友人である、魔術師見習いのリリィが、こう言いました。「炎の魔術が一番強いに決まってるわ! だって、燃えれば何でも灰になるもの!」このリリィの主張に対し、君が、魔術学の観点から、より深い考察を促すための「質問」を、一つ考えなさい。(20点)
問4.【応用理論】君は、新しい防御魔術を開発しようとしています。その効果は、「飛んでくる物理的な矢を、術者の手前で止める」というものです。この魔術の「詠唱呪文」を、君自身の言葉で、自由に創作しなさい。また、なぜ、その言葉を選んだのか、その「設計思想」を簡潔に説明しなさい。(20点)
問5.【哲学的問題】ある高名な魔術師は、「優れた魔術とは、無駄がなく、美しいものだ」と言いました。一方、君が図書館で読んだ古い英雄譚には、「戦場では、不格好でも、敵を倒せる魔術こそが、正義だ」と書かれていました。
君自身は、「優れた魔術」とは、どのようなものだと考えますか?
君自身の「体験」や「考え」に基づいて、自由に論じなさい。(20点)
【試験は、以上です。ペンを置きなさい。】




