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シエナ  作者: 緑月ナムル
雀蜂(ホーネット)編
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24/38

殺しのTPO

これは三人が雀蜂のメンバーが作業している部屋に向かう途中での話です!

ルナティックの説明については7話を見てください!

氷雨 ラン、杏子、紫音はIRAという人物のもとに直接行ってみてくれないか。

〜IRA探し中〜

紫音「はぁ〜なんでこのメンツなんだよ…(よりにもよって1番やりたくなかった2人…)(イライライライラ)もう嫌だーーー!!!」(歩きながら)

杏「え…えぇーー!!(絶望)も、もしかして紫音、私とやるの嫌………?」

紫「そんなの嫌に決まってるじゃないか!私のこと殺しかけてきたやつとやるなんて…たとえあんたがものすごい戦闘狂だったとしても!!なによりあんたにとって私は王子様だったんでしょ…?」

杏「そうだよ…でも!ルナティックを使って倒してみたかったかr…」


紫「力の使い方を間違えてはいけない。」(立ち止まる)

ラン「…」

杏「…え?」

紫「本当に強い者は自分でその力をどのように使うべきか考えることができる。」

紫「考えることができない者は…強くない。」

ラン「…要するに、あの時の杏子は力の使い方を間違ってたわけだ。」

杏「…そ、そんなわけない……私は強いよ…?ちゃんと長官の指示はしっかり聞いた!そして完璧に毒蛇ヴァイパーを捕まえてきたのに…!どうして…何がいけないって言うの…?」


紫「力の使い方を間違えてしまったら…取り返しがつかなくなるよ。」

杏「…はっ……」(紫音の緊張感のような罪悪感のようなものが混じり合ったような複雑で暗い感情が伝わった)

ラン「杏子は昔から強そうだと思った人のことを殺そうとする癖がある。杏子、強そうだと思った人をすぐ殺すのはやめなさい。」

杏「…」


紫「殺しのTPOって知ってる?」

杏「いや…知らない。」

ラン「時と場所と場合を考えて行動すべきってこと。」

ラン「紫音のときは別に殺さなくてもよかっただろう?」

杏「…確かに…紫音、ごめん…。」

紫「分かってくれたならいいんだよ!少し教えとかないとなーって思っただけ!」

杏「それにしても先輩も紫音もたくさん考えて行動してるんだねー!すごい…」

ラン「これが25歳の貫禄ってやつだよ。(ドヤッ)」

杏「3歳しか変わらないけど…」

ラン「ゆーて、僕も今の杏子と同じぐらいのときはなんにも考えてなかったなー…。」

ラン「なんせ、俺も取り返しがつかなくなった人の一人だし…」


杏「先輩!紫音!大切なことを教えてくれてありがとう!なんか自分の大切なピースが埋まっていく気がするよ!お礼に自販機でジュース買ってきます!みんな何がいい?」

ラン「俺コーラ!」

紫「じゃあ、私はミルクティーで。」

杏「オッケー!じゃー行ってきまーす!」


紫「杏子も分かってくれたみたいでよかったよ〜。」

ラン「…そうだね〜」

紫「…そういえばあんた取り返しがつかなくなったとか言っちゃってよかったの?トラウマなんじゃなかった…?」

ラン「ああ〜…あればいいんだよ。杏子にも相談したから…ずっと忘れられないんだって…」

紫「そしたらどんな風に言われたの?」

ラン「…生きてさえいればオールOKだって…」

紫「はっ…」

杏「買ってきましたー!!みんなで飲みましょー!任務はこれを飲んでからです!」

ランと紫音が顔を見合わせて少し笑う

紫「…まあ、いっか。」


大切なことに気づいた杏子

ランと紫音が学んだこと

果たして3人はIRAのもとにたどり着くのか…!?

ランと紫音は昔誰かに殺しのTPOを教わったそうですよ。

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