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ザ・ゲームワールド  作者: 祐。
三章
186/368

生命の宿りしゲーム世界にて――

「決着は着いたよ。とても賢いその頭脳であれば、既にこの現状に理解が追い付いていることだろうね。……けれども。せっかくとこうして迎えた場面なんだ。だからここは敢えて、こう言わせてもらうとするよ。――――キミの負けさ。探偵・フェアブラント」


 互いの距離が空いているその空間にて。左手は中折れハットを押さえたまま。右手に持つダガーを眼前の青年へと向けて。常に誇らしい彼とは似て異なる、勝ち誇った不適な笑みを浮かべながら。美青年はこう続けていく。


「この街でちょこまかと動き回るキミの存在は、小耳程度に挟んではいたよ。そして、それに実際と出くわしてみると。それがまた少々と厄介であってー……うんうん。その鋭い勘によって、正義感溢れる勇猛果敢な行動を可能としてしまう優れた能力の数々がまた。このボクにとっても、意外と面倒な存在であることがこの場で証明された。――だからこそ。こうしてこの場で、こんなにも都合良くキミを始末することができる機会を設けることができるとはね。いやいや、ボクはなんて運が良いのだろうか」


「勝利による優越感に任せたままの、皮肉交じりの賛辞というわけかい? フッフフフ。残念だけどね、この探偵・フェアブラントは至って正直な思考回路をしている。よって、君の皮肉も。この俺からすると全て、嘘偽りの無い素直な褒め言葉へと都合良く変換されてしまうのだよ。いやはや、これは参ったね。敵方からもこうして褒められてしまうとは。全く、この秀でた才能が実に憎いね。この探偵・フェアブラントの頭脳明晰な一面がまたしても、この経済と女神の大都市、マリーア・メガシティにて一躍と有名になってしまうな。フッフフフ。味方だけでなく、敵からもこうしてモテてしまうとは。何とも悩ましいことだな!!」


「でも、そんな頭脳明晰な名探偵でも。守るべき者が捕らえられてしまったとなると、何もできなくなるものだね。――全く、自分自身でも言ったように。キミは至って正直な思考回路をしているみたいだ」


「…………」


 青年の言葉を遮り、その美青年はからかうように口角を吊り上げる。

 そんな彼に対して、何もできずにいた青年もまた。その態度は変わらずと誇らしげな様子を醸し出しているが。しかし、その心情が表れているであろう神妙な様相で眼前の存在を見つめ続け。……その青年の焦燥を見抜いては、誘惑的且つ不適な瞳で青年を眺めながら。左手で押さえる中折れハットを深く被り、言葉を続けていく。


「いいかい、探偵・フェアブラント。宝物というものは、常に手の届く場所にしまっておくものだよ。でなければ、それをふとした拍子に紛失して無くしてしまい兼ねないし。又、こうして……その人間の弱みとして、誰かに奪われることもあるからね。だから、次からは気を付けるべきだよ。……さもなければ。キミはまた、同じ過ちを繰り返すことだろう。――尤も~。これは、キミがこの場から無事に生き延びることができたらの話なのだけどね」


 ダガーを突き出し、その刃の先端を青年へと定めて。

 刃の先を、青年の心臓部分に合わせ。……その先に存在する、ある一つの存在と重ねてから。――美青年は、如何にもわざとがましい調子で続けていく。


「おやおや~? これはなんて不運なのだろうかっ!! 今、キミがこの場から動いてしまったら! この矛先は、背後に落としてしまった大事な大事な宝物の頭部に直撃してしまうね~!? だからと言え、キミは今この場から動かずにいたら……その心臓に向けられたこの刃は、このまま一直線を描いて飛来し。キミの急所を串刺しとしてしまうだろうなぁ!!」


 美青年はその調子を、甘美な鋭いそれへと急変させる。


「…………選べ。宝物を守るために、今この場で無惨にも散るか。自身の命を庇い、大事な宝物を犠牲とするか。――さっきも言っただろう。ボクは、邪魔をする輩を排除してしまいたくなる、とね。ほら、キミ達がボクのことを本気で懲らしめようとしたように。ボクも、キミ達のことを本気で消すつもりでいるんだ。……頭脳明晰でとても賢いキミのことだ。仲間と共に行動している以上、こうした場面も想定していたことだろう? 違うのかい? ……だから、選べ。探偵・フェアブラント。今が正に、その時だ。この場での決断が、今後のキミを大きく左右する……」


 吊り上げた口角は、美青年の顔に紅い三日月を形成し。宵闇に不適と浮かぶそれを前にした青年もまた、誇らしげな様子はそのままに。穏やかではない心情の表れである、良くない兆しに緊張する冷や汗を一滴流し。

 ……その後ろで。網に絡まり地を這う少年が叫ぶ。


「ブラートの兄さんッ!! こんなおれのことはいいから! 兄さんは早くここから逃げてッ!! そのままここにいたら、兄さんが死んじゃうよッ!! 兄さんは街の皆からも慕われている、この街にとってかけがえのない大切な存在だし!! ファンさんだって、兄さんが死んでしまったら悲しんじゃうよ!! ……それに、おれは兄さんよりもとても探偵らしいことなんかしていないし……!! こんな、生まれてからずっと出来損ないのおれが死んだところで、誰も傷付いたり悲しんだりなんかしないから……ッ!! 何をどう考えたって! 今ここで死ぬべきなのは、このおれなんだよッ!! だから!! おれを置いて兄さんは早くここから逃げてッ!!!」


 少年の、その中性的な声音による甲高い音が響く。

 悲痛に塗れた、涙ながらの訴えを耳にして。それを楽しげに不適と微笑む美青年と。それを耳にしてから、徐々と顎を引いて俯いていく青年の顔。


 ……直にして。青年は呟くように喋り出した――



「この探偵・フェアブラントには、譲れないものがある」


 彼の声音を聞いてからというもの。美青年は中折れハットからその瞳を覗かせ、眼前の存在を真っ直ぐと見つめ始める。


「それは、この探偵としての誇りであることは勿論だ。――が、しかし!! それ以上にね。この探偵・フェアブラントという存在を成立させる、この、誇り高き我が正義を無に帰してでも。この俺の身を犠牲にしてでも、尚絶対に譲れぬ大切なものがそこに存在しているのだ!!」


 その瞳は一点を見つめ。そこからは、揺るぎ無き誇りを力強く宿らせる。

 気高き輝きを放つ曇りの無い眼を向けて。立場に似合わぬ堂々な態度をひけらかし。その青年はとても誇らしく続けていく。


「それは、この誇りを互いに抱き! 共有し! 分かち合い! この俺の正義を根本から理解し共に遂行する、第二、第三の俺である"彼女ら"の存在!! それは、この俺、フェアブラント・ブラートという秀でた素晴らしき名探偵が宿せし誇りを受け継ぐ資格を持ち合わせた、唯一無二となるかけがえのない存在であり!! その誇りを以ってして、この街を! そして、この世界の秩序と平穏を保つべく存在する。もう二人の俺自身でもあるのだ!! ――フッフフフ!! フッハハハハハハハッ!! いやはや、実に残念だったね!! それが例え、この俺が、この麗しき女神の街で名誉のままにくたばろうとも!! この俺が、荒れ果てた荒野の中で地を這いつくばい無念のままに野垂れ死のうとも!! しかし! この俺の誇りを受け継ぎし存在がこの世にいる限り!! この俺は、その存在の中で変わらずと生き続けるッ!! ……この俺はどこで死のうが消えようが。彼女らが存在しているその限りは、この俺自身も彼女らと共に尚存在し続けるのだよッ!!」


 両腕を広げ、誇りのままに高らかと声をあげていき。全身から発する高笑いを。両足も広げて大胆と存在感を強調させて。

 次の時にも。その誇らしげな表情を美青年へと向けては真っ直ぐと捉え、勝ち誇ったように微笑んだのだ。


「探偵稼業を営む上で、既に覚悟は決めていたさ。それは時に、最悪な事態による前触れも無い唐突の別れを描いていたものであったが。いやはや、大切な存在を守るためにこうして散れるのであれば、実に本望であるね。そして、どうやらキミは美学を尊重する人間と見た。我々のことを輩と言っておきながらも。その口ぶりからはまるで、我々片方のどちらかのみを排除する意味合いを含んだ言葉を使用していたね。それはきっと、キミの美学からなる本音の声だったことに違いないだろう。……どちらにせよ、キミは、この俺か背後の存在の、どちらか片方にしか手を加えることのできない性分であることは確かなことだろうね。――で、あれば。この成り行きからして。キミは、手を付けるべき標的を既に定めていることだろう」


 悠々と語りながら、美青年のもとへと歩き出す青年。

 その背を、少年は大粒の涙越しに見据えて。網に絡まり身動きの取れない現状に必死ともがきながら。地面を引っ掻き。心からなる悲痛の叫び声をあげながら。少年は彼を追おうとただただ必死となって蠢いていく……。


「ブラートの兄さんッ!! ブラートの兄さんッッッ!! ダメだよッッ!! 行っちゃダメだッッ!! やめてッ!! やめてよッ!! もうやめてそれ以上行かないでブラートの兄さんッッッ!!! あぁ……ぁぁ……!! ぁあ……嘘だやめて死んじゃやだよやめてよ行かないで兄さんーッッッ!!!」


 ボロボロと流れ落ちる涙を散らし。必死となってその背へと腕を伸ばすが、しかし、無情にもその背は着実と遠のいていく。

 歩を進めていくその中で。青年は、少年のもとへと振り返り――


「……すまないな、ミズキ。俺という名探偵の後釜としてこの街を、この世界のことを託されてしまうのは、少しばかりと荷が重すぎることかもしれないな。だが、ミズキならこれを無事にやってのけると、この俺はそう確信している。何せ、ミズキは。この、探偵・フェアブラントの誇りを受け継ぎし。完全無欠の、もう一人の俺自身であると、この俺はそう信じているのだからな。――この、探偵・フェアブラント…………いや。この、フェアブラント・ブラートの誇りを受け継ぎし、我が誇り高き一番弟子。水飛沫(ミズシブキ)泡沫(ウタカタ)。君とこうして、探偵稼業を共にすることができて、心から良かったとこの俺はそう思っている。こんなに良い助手を持つことができた俺は、実に幸せ者だったな。……だから、ミズキ。……俺に代わって、後のことは頼んだよ…………」


「あぁ……ああぁ…………いやぁ、ぁぁああああぁぁぁぁッ――――!!!」


 離れていく彼の姿。もう届かない大切な存在に。言葉にならぬ咽び泣き呻きをあげて。

 誇らしく微笑む彼の顔が背き。その悠々とした態度も、この場を以って見納めとなる結末に。受け入れ難い現実を前にして、少年は悔しくも地を殴り脱力し倒れ込む。


 行動を共にしてきた、大切な人との別れ。それは唐突に訪れる運命で。予期もせぬ事態によってもたらされる、誰も報われることの無い非情なるさだめ。


 この現実を生み出す元凶ともなったその存在は、無念が過ぎるこの悲劇を優越感のままに眺め。……瞳の奥に宿せし力にて、眼前から歩み寄ってくる彼の本質を見透かしていく。


「……その核に宿りし、橙の塊。それは、人間の根本的な底に根付く白の器にこびり付き。しかし、その態度に相応しき、凹凸も見受けられぬ歪みの無い円形を形成していてとても綺麗なものだ。それは例え、あらゆるものを吸い尽くす強大な引力に晒されたとしても。この橙を、根本的な白の器から引き剥がすことは不可能であるとさえ断言できてしまえる。……その言葉は、決して上辺の綺麗事ではない。誇りという、自らを成り立たせる概念を核にした気高き生き様を、その意思を以ってしてしっかりと繰り広げているからこそ口にできる。彼だけの個性そのものであることが容易に伺える。……しかも、それはただ自己の満足を得るためのものでなく。その橙によって、その手で己と同一の品を手掛けることにより。彼は己の代替えとなる器に影響を及ぼし、第二の自身を造り上げてまでいるんだ。…………その意思を受け継ぎし代替えの器に、己の全てを託すその姿……ふむ、なるほどね。……いやぁ、それにしてもだ…………ックッククク――――」


 堪えるままに喉を鳴らし。……しかし、詰まるように鳴らされていた音は直にも込み上げた感情によって。美青年は、その美貌とは似ても似つかぬ狂気染みた呵々大笑を解き放った――



「…………ックククク、ッハッハハハハハハッ!!! 美しいッ!! 実に美しいぞッ!!! それが例え、まるで興味など全くもって無い男の器であろうとも!! その人格を生成する、人間の根本的な部分に根付く核が美しければ! そんな彼が織り成す、かけがえのない美しき宝物を懸けた懸命のドラマを目撃してしまっては! それが男であれ、一定もの好感を持つことができてしまえる!! ――ボクは、女性が好きだ。だが、それ以上にね……ボクは、美しいものが大好きなんだよ。ッフフフ……」


 天を仰ぎ、ふらついた足取りでその場をよろけながら感情のままに発していくその言葉。

 突然の変調に思わずと足を止める青年。眼前の彼を伺い。そして、少々と落ち着いたのであろう美青年はその不適な眼差しを向けながらこう続けていく。


「いやぁ、素晴らしく美しい核と光景を見せてもらったことだ。これはもう、それ相応となる高価なチップを投げてやらなければ。とても、この高ぶる高揚感を抑えることができそうにない! ……この美学を滾らせ。この感性を高鳴らせ、この胸を熱くさせてくれた。――今回はサービスだ。このボクの美学に感動を与えてくれたお礼として。特別に、この場だけは大目に見てあげるとしようか」


 左手に添えたままの中折れハットを深く被り直し。未だに堪えることのできない感情に肩を弾ませながら。……しかし、次の時にも。美青年は中折れハットから鋭利な眼光を覗かせて……。


「……だが、次は無いと思ってくれると嬉しいかな。でないと…………またしても訪れてしまった、キミ達を排除しなければならない然るべき次の場面にて。こんなに美しき芸術品を、自らの手で破壊しなければならないという。美しいものが大好きであるこの美学に反する行いに、ボクの器に罪悪感が芽生えてしまうかもしれないからね。――今も、キミ達の姿があまりにも美し過ぎて眩しいくらいなんだ。だから……ボクにこれ以上もの、美しきキミ達に対する感情移入を与えてくれないでほしいね」


 彼の変調に一切と警戒を解くことなく、その場でただ言葉に耳を傾けていく青年。自身の美学を語り、相対する美青年はその不適な笑みを中折れハットで覆い隠し。……直にもずらし、僅かと覗かせたその眼差しを向けながら。美青年はそう言い放ち――


「今宵は、このボクの舞踏会に出向いてくれてありがとう。今日起きた出来事は、この美学に新たな風を運んできてくれた。そのことに感謝をしなければならないからね。だから、こうしてボクに新発見を促してくれたキミ達のことを、ボクはこれから先もずっと忘れることは決してないだろうし……ッフフフ。これからも、もっと。キミ達の美しさを、このボクに見せてくれると嬉しいね。――今夜のパーティーはこれでお開きだ。このボクとの踊りに付き合ってくれてありがとう。これは、今回こうして付き合ってくれた、このボクからのサプライズプレゼントだ。さぁ……遠慮なく、受け取りたまえ。…………ッフフフ。ッフッハハハハハハハハッ!!!」


 妖艶な瞳が輝き。吊り上げられた笑みを貼り付けて。その表情に、狂いとは異なる狂喜を宿し。

 込み上げてくる感情に高ぶらせた大笑を繰り広げると同時にして。中折れハットを持つ左腕を振りかぶっては、その手に持つ若葉の中に渦巻く空間を生成させて。


 宵闇を纏いながら、全身を捻じり勢いをつけて振るわれた大ぶりな薙ぎ払いと同時にして。その若葉の中に渦巻く空間から迫り来た炎が、凛々しく飛翔する鳥を象り青年へと飛び出してくる。


「兄さんッ!!!」


 一直線を描き、一瞬にして青年の身を包み込んだ火炎の光景を目の当たりにして。網の中から、地を這う少年が涙ながらに叫び出し。

 夜陰に灯る赤の鳥が通り抜け。その中からは、外傷が見受けられぬ無傷の青年が、防御の構えを取って姿を現す。


 遮られた視界をすぐさまと向けていく。……しかし、その先には若葉を確認することができず。

 既に存在を消した奇術師の、先ほどまで優雅に佇んでいた場をじっと眺め続け。何かに気を巡らせ。しかし、それは直にも止めにしては。青年は踵を返して網に包まる少年のもとへと歩み寄り、屈んでその網を手に取った――


「兄さんッ……。兄さん…………ッ。兄さん…………!!」


 少年は飛び込むように青年に抱き付き。青年は涙塗れとなったいたいけな少年を無言で受け入れ、優しく抱擁する。


 言葉にならぬ感情に、互いに声音を重ねなかった。

 しかし、青年は、大切な宝物が無事であったことに安堵して。少年は、その大切な人が無事であり。又、その人物からは、自身が誰よりも認められていた事実に、涙を止められずにいて……。


「……ふむ。少々と予定が狂ってしまったみたいだ。目を付けた悪党を取り逃がし。そんな悪党に随分となめられた情けを掛けられてしまい。……挙句の果てには、格好良くこの身を消すつもりでいたのに、彼の自分勝手な行いによって思いのほかにも命を取り留めてしまったりで。いやはや、物事というものは実に上手くいかないものだね。だからこそ、こうして茶番に付き合わせてしまった、我がフェアブラント私立探偵事務所が誇る有能な助手。兼、この探偵・フェアブラントの一番弟子。……兼、この俺の、フェアブラント・ブラートの大切な宝物に。もう一度と尋ね掛けたいと思っている。――ミズキ。これからも、この俺と共に来てくれるかい?」


「ッ……そんなの……ッ当たり前に決まってるじゃんッ……ッ!!」


 次の時にも。何かがぷつりと切れたかのように。少年は枯れんばかりに大粒の涙を零しながら青年にしがみ付いた。


 ……それは、経済と女神の大都市における、とある小さな場所で繰り広げられた一つのドラマ。そこは、システムで成り立つ。生命という概念が存在するはずのないゲームの世界にて繰り広げられた。バーチャルリアリティのRPG内で命を宿し生きる生命達の。生きているからこそ繰り広げられる、人と人の壮大なドラマなのであった――――


【~次回に続く~】

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