スライムって定番だよね。
長珍の生酒のんでいました。
それとは別に、何か先週末から腰やられていました。
なんとか9割回復、来週からは普通に生活できそうです。
翌日
「ふう、いい気分だ。
硬いベッドだが、ダニもいないと確信できるのは良い気分だ。
しかし、そろそろ稼ぎを安定させないといかんな。」
幸い、鑑定があるから採取関係で困ることはない。
アイテムボックスもあるから輸送関係に首を突っ込むことも出来るだろう。
討伐は、やはりワシには無理だな。
別に、血は平気だが、根本的にワシは弱い。
-コンコン-
ふむ、モーニングサービスなんてないだろうから、客か?
朝からご苦労なことだ。
「はいはい、今開けます。
ちょっと待って。」
扉をあけると、宿の受付で対応してくれた方が立っている。
まぁ、そうか、流石にそのまま訪問者を通すわけないわな。
そういう意味では、この宿はこの世界のわりにはしっかりしている。
「えっと、冒険者ギルドからマスオ様にギルドに赴くように連絡がきています。」
ギルドからの呼び出し。
まだまだ、活躍と言えることはしてないないし、ギルマスが呼ぶことはまずないだろう。
この間のゴブリン納品の文句という処か。
それなら、さっさと終わらせておくに限るな。
顧客からのクレームも、まずは対応して実績を作っておく。
その後、何を言ったとしても、最初の対応をしたことが前提になるからな。
こちらが有利になるんだ。
以前言った通りとか、枕詞をつけられるのはとても愉快だったな。
「わかった、朝食を終え次第向かうことにするよ。
お手数をとらせて悪かったね。」
あくまで、自然に対応しないとな。
しばらく泊まる宿で不機嫌な対応をするのはダメだ。
何されるか安心して休めないからな。
「ありがとうございます。
朝食は、食堂スペースで出しているので、適当に来ていただければ食べられます。」
聞き忘れた気もするが、朝食付きだったんだな。
安いし、なかなかいい宿じゃないか。
・
・
・
「別に逃げませんよ。
態々きてもらわなくても、よかったのに。」
朝食を取ろうとしたところ、昨日対応してくれた受付嬢が声をかけてきて、一緒に食事をとることになってしまった。
「逃げるとはおもっていません。
手間を少しでも短縮するためです。」
うーん、怒っているのは分かるのだが、何か話が見えない。
「まあ食事にしましょう。」
食べながら話を聞いたところ、結構不味いことが起こっていたことがわかった。
「だからですね、討伐部位を耳と鼻にするのも問題になったわけなんですよ。
そんな部分で判断できない人間に、受け取ったあとの対応を任せていたのも問題なんですが。」
「こんかいの、ワシの持ち込みで判明したわけなんだな。
実際、ゴブリンロードが5匹は入っていたわけだし。」
ゴブリンロードを鼻や耳で判断するのは、難しい。
ちょっと短いとか、ちょっと鉤鼻とかあるようだが、それを単体をみて判断するというのは解体している人間でもなければ中々気づかない。
「それに、アイテムボックス持ちの受付嬢が全部処分していたんですよ。
アイテムボックスに入ってもゴブリンの鼻、耳としか判断できない状態だったみたいだし。」
どうやら、ワシだけじゃなく、他のアイテムボックスも自分の知識に紐づいているようだ。
「パパっと手も触れずに片づけるから頼っていた私等も悪いわけだけど。」
どうやら、ワシのアイテムボックスとちょっと違うようだ。
手を触れなくてよいとか羨ましい。
「しかも、確認しようにもトイレで処分していたとかいうし。
トイレのスライムから取り出すことなんて不可能だし。」
ここの人間はデリカシーが無いのだろうか?
食事処でトイレの話をするなど、モラハラに値するぞ。
しかし、トイレの中はスライムだったのか。
水洗ではないのは分かっていたが、匂いもないから変だとは感じていたのだが、そういう事だったらしい。
「まあそういうことだから、別に怒るとかそんな話じゃないから安心して。
まだ日も経ってないから不安にさせないために来ただけだから。
ただ、ちょっと私の担当の時間帯に持ってこられたのが嫌だっただけだし。」
怒っているようにみえたのはそういう事らしい。
大体の概要は分かったこともあり、安心して受付嬢についていく。
スライムはトイレにいる。
それだけの話でした。
後は、アイテムボックスの話がちょっとだけ。




