第57話 温もり。
こんにちは、作者です。
いやぁ・・・白状しますと、新作スパ〇ボが楽しすぎて執筆が中々進みませんでしたよ。
止め時を見失いますねぇ今作は。
さて、そんなこんな書き上げましたので更新です。
今回のお話の中での時間は、ユキトたちが牢から抜け出した後になります。
では、本編にどうぞ^^
時刻は夕暮れ。
だんだんと夜に近づき、周囲の光量も減ってきたそんな時間帯に、ストリージの街中を男は馬車で進んでいた。
良く見る往来の光景ではあるが、その男はよく見ると首元にじっとりと汗をかいている。
男は平静を装っているものの、内心は気が気でない。
どうしてこうなったのか。
その日、男は数か月前から始めた取引のために荷物の受け取りに向かっていた。
この数か月で2度ほどこなした仕事で、ようやく軌道に乗りそうだと安堵していたその矢先。
取引先に向かった男は、異変の空気ともいうべきものをいち早く肌で感じ取っていた。
肌にざわりと来る感覚に従って、男は目的地よりも少し遠くに馬車を停めると、取引先である建物をこっそりと覗き見る。
やはりおかしい。
これまでの取引では必ずいたはずの見張りが一人もいないのだ。
男はすぐに馬車へと戻ると、脳内でガンガンに鳴り響く警鐘に従って目的地を変更。
迷わずその場を後にする。
向かう先は、荷物の届け先である大きな屋敷。
そこでこの異変を雇い主に報告せねばならない。
自分の手に負えないだろうという予感と、自分たちがやっていることが非合法であるという自覚が、男にはあったからである。
そして、ようやく男は目的の屋敷へとたどり着いた。
「む?どうした?予定よりもずいぶん早いようだが。」
「いやー、高級宿の飯に当たっちゃってな。」
男の答えに、門番は一瞬だけ目の奥を光らせる。
「それは災難だったな。」
「まったくだよ。飯が上品すぎて腹に合わなかったのかもな。」
等と軽口を叩きあう。
門番は近くにいた使用人を呼びつけると何事かを言い含め、商人の男を中へと招き入れた。
そして、屋敷の入り口で馬車を停めさせると、門番は商人の男に問いかける。
「で、何があった?」
察しの良い門番・・・ではなく、先ほどの会話は符丁だったのだ。
内容は、緊急事態の発生。
だからこそ門番は即座に使用人を主人の元に走らせ、自身は事態の把握を始めたのである。
「最後の引き渡し場所に見張りがいなかった。」
「何だと?争った形跡は?」
「少なくとも入り口にはなかった。路地に入る直前に嫌な予感がしてな。念のために馬車を置いて遠くから覗き見ただけだから他の様子はわからん。」
「そうか。それなら尾行もされてないんだな?」
「そのはずだ。いたらそもそもここには来ていない。」
「それもそうだな。」
情報の交換を続ける2人。
だが、彼らは気づいていなかった。
自分たちがとんでもないモノを屋敷に侵入させてしまったことに。
「それにしても、遅いな。あの使用人には何よりも優先するように伝えたのだが・・・。」
ぼやいてすぐに、その使用人が戻ってきた。
「お待たせいたしました。すぐにお会いになるそうです。お2人とも、執務室までいらしてください。」
「わかった、ご苦労。では、行こうか。」
「ああ。」
その知らせを受けて屋敷の中へと入る2人。
屋内に入ったからか、少しばかりむわっとした熱気があるように感じられる。
彼らはまだ気づかない。
その熱気の発生源が背後だということに。
彼らが屋敷の中を進んでも、仄かに背後が温かいということに。
そんな彼らはついに、屋敷の主が待つ執務室の扉の前へと到着したのであった。
商人と門番、なんか引き連れちゃってない!?
や、屋敷の主人、逃げてえええ!?
ってなわけで次回へと続きます。
さて、前書きでの白状の通り、作者の筆は停滞気味であります。
ですので、また明日以降の更新になりますとだけ・・・。
いつ更新するかっていうのは明言できぬ・・・。
ただ、前提である週1更新を(更新遅延で)崩す気はないので、そこはご安心ください^^
では、また次回でお会いしましょう!!
追伸
30超楽しい!!!!
ボリュームがすごいですね!!!
作者、サイドミッションとかも全部やっちゃうタイプなので、序盤から中々抜け出せません。
それと戦闘アニメのクオリティが素晴らしすぎて何度も見てしまいます!!
エ〇くんが可愛いんじゃぁ^^
いやはや、合間を縫って書くようにはしてるんですけど、合間が中々見つかりません!!
最高かよ(くそぅ)
失礼、本音と建て前が逆転してしまいました。
ってことでこの後も作者はドライス〇レーガーで各地を巡りに行ってきます!
レッツエンジョイ^^




