第58話 美術品
こんばんは、作者です。
いやー、スパ〇ボばっかりやっててF〇Oのハロウィンイベントを回り終わってないことにさっき気づきました。
やっべ。
閑話休題。
書き上げましたので投稿しますよ!
前回は奴隷商と門番が出てきましたね。
そして危険を察知して逃げて来たのはいいものの、謎の熱気で背中があったかいまんま執務室に到着してしまいました。
では、本編にどうぞ!!
コン、コン、コン。
「入れ。」
扉の奥から入室の許可が届く。
それに従って門番と商人が執務室に足を踏み入れると、奥のデスクにふんぞり返るいかにも偉そうな初老の男がいた。
「事態は聞いている。詳しい説明を。」
門番が事情を説明する中、商人の男はさりげなく部屋の中を見回す。
この執務室に来るのは2度目になるが、どうにも慣れない。
と、いうよりも「好きになれない」というべきか。
壁にはいかにも高そうな絵が飾られ、ところどころにツボや石像などの美術品がこれ見よがしに置いてある。
ごちゃごちゃした配置からして、美術品や芸術品の価値もわからないだろうに。
自己顕示欲の塊のようなこの執務室の圧迫感が商人の男はどうにも苦手だった。
前回訪れた後に買い足したのであろう、見覚えのない石像・・・足をくの字に曲げ、腕を後ろに回して腕の筋肉を強調するポーズ(いわゆるサイドトライセップス)をとったそれを、絵画の横に配置していることに関しては本気で意味がわからない。
一応、商人として最低限の審美眼を持つ男は、それを見て組む相手を間違えたかと少し後悔しそうだった。
そのせいか、どことなく背筋が冷えて来た気もする。
「なるほど。どうやら商品が脱走したらしいな。もうあそこは使えんか・・・。」
「はい。別の隠れ家を手配します。」
「うむ。それにしても、足がつかなかったのは幸いであった。奴隷商よ、儂は貴様のその嗅覚を改めて見直したぞ。」
「はあ。ありがとうございます。」
「うむ。では、後でまた連絡をやるから貴様は下がってよいぞ。」
さほど興味がないのか、初老の男は奴隷商の名前すら呼ばずに会話を終える。
「では、失礼いたします。ストリージ副市長殿。」
そう言って奴隷商の男が去り、この場には門番と副市長のみとなった。
「この後は、やはりあのお方にご報告なさいますか?」
「そうだな。ちょうどこの後に定期報告だ。その時に話そう。」
副市長は部屋の隅にあったツボを退かし、更に戻してもう1度退かす。
すると石像の脇にあった壁が絵画ごと奥に引っ込み、スライドして隠し通路が現れた。
「む?こんな石像あったか??」
「え?この間の買い付けで購入したのでは?」
「いや、それは廊下に飾った騎士甲冑のレプリカで・・・」
その時、件の石像の目がキランッ!と光ると斜め前に倒れ込んで来た。
いや、そうではない。
倒れ込む姿勢で踏み切ってグルンと回転し、副市長と門番に背中から飛びかかってきたのだ。
まずは副市長の首に足を引っかけると、締め上げつつ空いた腕で隣の門番の首を抱え込む。
ドサッ、と音を立てて倒れ込みながらも2人の首をその屈強な肉体で締め続ける。
副市長はむくつけき太ももで、門番は逞しい腕でそれぞれ絞め落とされて泡を吹いている。
密談のための人払いで人気がなかったのが幸いしたのか、誰かが駆けつける気配はないのを確認した石像はすっくと立ち上がると、全身からシューッと排熱するかのように音を立てる。
すると灰色だった体が色づき、普通の人間へと・・・具体的に言うとブーメランパンツ1丁のマッチョへと変化した。
「・・・とりあえず、こいつらを引きずって中に入るか。」
マッチョ・・・ユキトはそう呟くと気絶させた2人の襟首を掴み、ズルズルと引きずりながら通路へと入ると、隠し扉を内側から閉めたのだった。
逆フェイ〇シフト。
エネルギー亡くなったときのあの独特の効果音、いいですよね^^
さて、次回の更新なんですが・・・前書きの通り、作者には周回という使命があります。
ですので、明日以降になると明言させていただきましょう。
すまぬ・・・エ〇ちゃんシンデレラは揃えねばならぬのじゃ・・・・。
ってなわけで、また次回でお会いしましょう!!
追伸
ファイ〇ルガオ〇イガー、ヤバイですね・・・。
いや、過去作でもガ〇ガイガーは強かったけど今回はマジでぶっ壊れだと思います。
いいぞ、もっとやれ。
それと、最強武器の演出が楽しいですね。
何度も見てしまいます。
まぁ、今晩はそっちよりもFG〇の周回を優先させないといけないんですけどね・・・
残り時間が「~日」じゃなくて「~時間」なのマジで焦ります。
がんばろ・・・。




