これはこれでいいよね②
そういうことで前に進み始めたボクたちはだけれど今度はすぐにゴブリンと交戦となった。
これは気持ち悪いので先に倒してしまおうというものだ。
「はぁぁぁぁ」
気合の入った声とともに振り下ろされたバスターソードがゴブリンを叩き斬るとともに戦いの火蓋がきられた。
ゴブリンも戦闘態勢に入ったのか儀式用の杖ではなくて腰に下げていた斧みたいな武器を装備している。
ボクも行こう。
剣を構えて前に出る。
そしてすぐに神速の突きを放ちゴブリンの喉を突き刺してそしてその喉をえぐるように剣先を返す。
そして右手で持ち手を掌低する。
剣が喉から頭を貫いた。
そしてそのまま動かなくなる。
すぐに二体目が来るのを迎えうつ。
両手で振るわれた斧を突きをしてその軌道をそらして右に剣を振るって構えをとる。
剣を両手で持ちくるりと回して斬る。
ただの満月斬りと言われるような技ではあるが違うのは後だ。
満月斬りは思ったより浅く入ったようなのですぐに剣を地面にそのまま突き刺して回し蹴りを放つ。
そして浮いたゴブリンの体を待っていたボクは地面に突き刺していた剣を引き抜くと落ちてきたゴブリンにそのまま突き刺す。
そして他の三人はというと、シズエはバスターソードと火のエンチャントで敵を叩き潰していて、エリンはブロードソードで敵を斬り刻んだ後に風魔法で更に刻んでいる。
カナさんに至っては、雷魔法にて怯ましたゴブリンの頭を狙い射っている。
その光景を見た他のゴブリンたちは慌てているようだ。
それはそうだ。
ボク以外の三人が圧倒的すぎるのだから……
これは動揺しても仕方がないと思う。
周りを見ながら確実に一体ずつを屠っていたボクは敵の一体の動きに目がいった。
そのゴブリンは一匹のゴブリンに迷いなく近づくと何かを耳打ちする。
すると耳打ちを受けたゴブリンは驚いたように目を見開くとそのゴブリンを残してどこかに向かう。
そしてその耳打ちをしていたゴブリンは役目を終えたのか安心してこちらを向いて……
ボクと視線が合った。
あきらかに動揺するそのゴブリンにボクは口元をニヤリとさせた。
見てしまった。
たぶん何か重要なことを話していたのだと思うけれどそれを目撃してしまった以上は見逃しはしない。
ボクは一人で加速する。
「源明剣神突」
そしてとあるゲームでの技を放つ。
これは神速の突き技と呼ばれるもので足で地面を蹴った瞬間に腰を落とし、そして腰と腕を空中で伸ばして加速する。
その突きはそのまま連絡をしにきたゴブリンを刺した。




