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リアルオンライン  作者: 美海秋
うーん、私もあんな風になりたいなー byエリン
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さぁ、初めてのクエストを始めようか②

ミレーネちゃんを連れて待ち合わせの場所に行くと二人は微妙な表情で立っていた。

「何かいいのあった?」

「「ううん」」

そして二人で声を揃えてそう言うとボクの横に立っていた少女を見て目を見張る。

「もしかしてマヤやん……」

「うん、クエスト見つけた」

「本当に?

すごいね。

昨日ここのシステムが変わったせいでクエストなんて受けられるような状況じゃないと思っていたのに、出してくれる人いたんだね」

「うん。

あたしもダメだったのになー。

どんなクエストなの?」

「うーん、それはミレーネちゃんから言ってもらった方がいいかな」

そうしてミレーネちゃんをボクの前に立たせる。

「はい。

この度はマヤさんにクエストを頼むことになりました、ミレーネ・アンネです。

マヤさんには妹を助けてもらった時に知り合ったのですが、それでよかったら洞窟にいる魔物退治を行っていただけませんか?

報酬はマヤさんに見せましたが水の魔法の書三冊になります」

そして懐から水色の表紙の魔法の書を三冊取り出す。

それを二人はまじまじと見てからボクの方を向くと頷く。

「すごいクエスト見つけたねマヤやん。

超グッジョブだよー」

「うん、私もここまでのクエストにはまだ出会ったことない。

魔法の書三冊はすごい貴重。

それに水ならマヤが使えるからマヤのためにも取りたいね、シズエ」

「うん、エリンー。

この可愛いマヤやんには助けられそうだからねこれからも、だから恩を売っておくのだよー」

「ありがとう二人とも」

そうして三人でのクエストが始まった。

最初にクエストの場所である鉱山のある一角にやってきた。

そこには二人の兵が直立不動で立っていたが、こちらに気づくと頭を下げた。

何事かなと考えるよりもはやくに隣にいたミレーネちゃんが手を前にやって苦笑いをしながら言う。

「頭を上げてください。

そういうかしこまったものは好きじゃないっていつも言っていますよ」

「でもお嬢様」

「いいのですよ。

それに今日はクエストを受けてくださる方を連れてきただけですから」

「そうでしたか、それでは気をつけてください」

「はい、ありがとうございます」

お嬢様って何?

という疑問を残しながらもボクたちはミレーネちゃんの後を追うようにして鉱山の中に入った。

そこはよくゲームなどで見かける鉱山と同じような感じでツルハシやスコップがあったり、何かを運ぶトロッコがある。

そしてそのトロッコに揺られること数分……

問題の場所についた。

「この先はどんなモンスターがでるかわかりません。

よろしくお願いします」

そう言われてボクたちはトロッコから降りて前に進むのだった。

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