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227-「リスタート-3」

大陸のほぼ中央に版図を持つオブリーンの王都。


素材そのものと、地元産の特殊な塗料により

ほぼ同色、白に染まる街並みは

白亜の都、純白のベール、聖女の衣とも噂される美しい物だ。


治安も悪くなく、経済的にも活発である。


最近では供給が安定した北のスピキュール鉱山から

魔石や宝石、鉱石の類が流通し、

様々な生産物に沸く、活気のある国の王都だ。


だが、人間の住む場所に澱みは必ずある。


マイン王は出来る手段をとってはいるが、

ゼロにはできないのもまた、人間の世界と言えるのだろうか。





ここにもそんな澱みが1つ。


「兄ちゃん。そこをどきな」


とある路地裏に声が響く。


20メートルも歩けば、活気のある市場のある道へと出るであろう物陰。


そこにいたのは、数名の男達と、恐怖に震える少女を背中にかばう少年。


路地裏に追い込まれているのは丸わかりだ。


この時間帯、建物の主は店に出ており、人気が無いことで地元では知られている一角。


事実、路地裏に駆け込む少年少女と、後を追うようにやってきた男たちを

通りの人間の幾人かは疑問を持って見つめていた。


本来であればそこで警邏の衛兵なりに声をかけるべきであったかもしれないが、

日常にそうそう非日常である事柄が起きるはずもなく、

大事出なかった場合に面倒なことになるのはわかりきっていることである。


結果、誰にも通報されることなく話は進んでいくこととなる。


路地裏で少年少女と対峙するのは頬に傷のある、いかにもといったチンピラ風味の男達。


小ぶりながらナイフをちらつかせ、その暴力性を誇示している。


「そいつは兄ちゃんとは関係がない他人だろう? 怪我する前に俺たちに任せな」


「断る! あんたらのどこが冒険のことを教えられる先輩だってんだ!」


震えそうになる手を必死に抑え、

まだ使い込まれていないのが見て取れる長剣を構える少年。


既に互いの刃物は抜き放たれ、男たちも後に引けなくなっているようだった。


もっとも、男たちはこのパターンに慣れているのか、

気負った様子もなく下卑た笑みを浮かべている。


「先輩さ。世の中そう甘くない。何かのためには代償が必要だってな。

 そこの子が言ったんだぜ? なんでもするから依頼を手伝ってくれってな」


だからちょっと付き合ってもらおうとしたのさ、と笑う男達。


その声に少年の背に隠れている少女は震え、

男達の言葉の真意に少年は怒りを隠さずに体に力を込める。


「ふざけるな!」


きっぱりと言い切る少年だが、

少年の震えた様子を見て取り、じわりとチンピラが迫る。


少年の構える剣も安物ではあるが刃物には違いない。


まともに当たれば大怪我ではすまないはずだが、

チンピラたちは少年をなめきっていた。


事実、中堅にも行けずとも冒険者として荒事で鍛えられたらしいチンピラは

子供である少年少女であっても、自身の欲望のために殴ることなど気にしないだろう。


ナイフで刺さずとも、動けなくするぐらいは容易そうであった。


大きな怪我を覚悟で戦わなければ。


つい先日出会ったばかりとはいえ、この子を見捨てるわけにはいかない。


そう少年が覚悟した時であった。


「お待ちなさい!」


路地裏の、ある意味お約束のような空間に声が響き渡る。


力強く、それでいて楽器を鳴らしたような

聞く者を引き付ける高い声。


「誰だ!」


チンピラたちが周囲を見渡すも誰もいない。


当然だ。


彼らは助けが入らず、獲物を追い込めるようにここを選んだのだから。


ひょっこりと通行人が通りかかるような道ではないはずだった。


左右の建物にある扉はこの時間は開かれることのない物だ。


ではどこから……と、チンピラたちに影が降りる。


「上!?」


見上げた先、そこは太陽の方向だった。


建物の屋根、そこに人がいる。


まばゆい陽光、その逆光の中に人影があった。


まぶしさに目を細める中、人影がポーズをとるのが地上の男達にわかる。


「……少年は少女の涙と笑顔を報酬にその手に剣をとる。

 誰かのための決して負けられない戦い、人はそれを……決戦と呼びます」


「てめえ、何もんだ!」


チンピラたちの中ではリーダー格である男が叫び、

それに従うように残りの男達もナイフではなく、腰に下げた各々の得物、

剣や手斧を手に人影を警戒する。


「悪党に名乗る名前などありません!」


対する人影も、力強くそう言い放ち、

その叫びが合図であるかのように、わずかに太陽に雲がかかり、陽光が弱まる。


十分晴れの日差しだが、まぶしさに目を細めるほどではなかった。


「女……?」


相手は屋根の上であり、まだはっきりとは見えないが、

なびく長い髪、細いシルエット、見える顔から男が呟く。


「まとめてやっちまおうぜ」


「お、おう!」


背後からの仲間の声に、一瞬硬直していたリーダーも気をとり直し、

手にしたナイフを構えなおした。


「愚かな……精霊よ、我と共に在れ! ウェイクアップ! サン・オブリーン!」


憐みを込めた声。


それが男たちに届くより早く、

いつの間にか手にしていた短い剣が上へと突き上げられ、

剣から光が爆発したかのように広がる。


その日、市場とその周辺の人間は突然の発光に驚くことになる


慌てて光の元を探して周囲を見渡すが見つからない。


唯一、方向だけはわかったであろう。


とある方向から、夜明けの太陽のような光があふれていたのだ。


その光の中心、屋根の上で人影が光に包まれ、

その体を変身させていく。


剣から広がった光は全身に広がると、震えるように揺れた後、

シーツでくるまれるように段々と収束していく。


まずは腰から上の上半身が手甲まで、体のラインが見えて来たかと思うと

青みを帯びた白銀色の金属鎧となり体を覆った。


続けて下半身に光が収束したかと思うと、

純白を基調にリボンやフリルがあちこちに施されたドレス姿として

大きく広がり、実体化する。


そのまま光は上下へと動き、足には白いタイツのような物となり、

足先の光は靴の形をとる。


ハイヒールながら重厚さを感じさせる光沢の物だ。


上に向かった光は頭を覆い、その後現れるのは

大きめのティアラで、兜と呼んでも差支えがなさそうな大きさの防具。


中央にはめ込まれた宝石であろう石は黄金色にも、

純白にも見える。


まさに、太陽の色。


そこから視線を下に向けば、本人の顔がある。


謎の人影は顔を隠してはいなかった。


赤い瞳、透明感のある金髪。


整った顔は少女、あるいはその気配から大人の女性にも感じさせるものであった。


最後に残った光は長い髪をたどり、先端へと集約され、

最後に周囲へとはじけるように粒子となって広がっていく。


下からは見えないであろうが、上から見た場合、

光の主を中心に広がる魔法陣が見えたであろう。


光の粒子は短い剣、ショートソードと言えるものに集まったかと思うと

気が付けばそこには両手剣があった。


無言のまま、人影は屋根の上から飛び降りたかと思うと、

少年らと男たちの間へと着地した。


「さあ。希望の光の前に、ひれ伏しなさい!」


風切り音以外に、何か音でも感じられそうな仕草で構えられた両手剣。


いわゆるサン○イズポーズである。


様々な色の精霊が周囲を飛び交うのだが、チンピラにはそれは見えない。


「ふ、ふざけやがって!」


ばかげた登場シーンと姿ではあるが、

見る者が見ればその内包する力に驚愕するだろう。


だが、彼らは悲しいかなただの冒険者。


何かを感じても、それが相手の強さを感じたが故の

恐怖だとは気が付けなかった。


それに体が硬直しかかる中、

なけなしの気持ちを振り絞り、襲い掛かる。


当人たちは連携をしたつもりの同時攻撃。


だが人影、サンオブリーンと名乗り、変身した少女は

冷静に両手剣の向きをかえ、剣の腹部分をチンピラへと振りぬいた。


「ぐげぇ!?」


路地裏にいくつも走る剣閃。


つぶれたカエルのような声をあげ、

瞬きの間に男たちは壁にぶつかり、あるいは地面に倒れ、

その動きを止めていた。


殺さぬように手加減された様子の攻撃が、

4人いたチンピラをあっという間に無力化したのだ。


サンオブリーンは、その光景に息を吐くと剣を折りたたむように握る。


すると不思議なことに、両手剣はショートソードサイズへと縮まるのだった。


魔道具。


その単語が少年と少女の胸によぎる中、

サンオブリーンである少女は2人へと振り返る。


「怪我はないですか?」


優しさに満ちたやわらかな声、

その安心させる響きに少年と少女がほっとすると、口を開こうとする。


「ありがとうございます……危ない!」


叫びに、トンっとステップを踏むように1歩横に動くサンオブリーン。


誰もいなくなった空間に光るナイフ。


1人、意識があったのだ。


「仕留めそこなうとは、未熟!」


後悔を顔に張り付け、サンオブリーンは男の手を取ると

流れるような動作で投げ飛ばす。


大の大人が、少女然とした存在に投げ飛ばされる。


演劇のような光景に少年と少女が呆然とする中、

今度こそ全員が気絶したことを確認し、サンオブリーンはにこやかに2人に歩み寄る。


「お見苦しいところをお見せしました。改めて、お怪我は無いですか?」


「は、はい! あの、ありがとうございます!」


1人、意識が残っていたことを謝罪するサンオブリーン。


対する少女も慌てて頭を下げる。


当然だ。助けられたのは彼女の方なのだから。


誰だかはわからないが、チンピラ達を

一瞬にして無力化した実力は計り知れない。


そばにいる少年も、驚きと、その強さへのあこがれに興奮している。


「良いのです。本当ならばこういった事が起きないようにするのが私の役目だというのに」


「え?」


小さく漏れたつぶやきに、少年の疑問の声。


それはまるで目の前の少女、サンオブリーンが冒険者ではなく……。


「い、いえ! 貴方、頑張る姿は素敵でしたわよ。でも、訓練もしないとね」


「う、うん!」


念を押すような力強い問いかけに、慌てて少年も首を振る。


「それではこれで。コール、フライブーツ!」


なおも2人が声をかけようとすると、

サンオブリーンは力ある言葉を紡ぎ、突然飛び上がった。


そのまま一息に屋根の上へと飛び上がったかと思うと、

2人が声をかける前に駆け出して行ってしまうのだった。


「あの人は一体……」


「サンオブリーンさん? 綺麗だった……どこかでみたような?

 うーん、どこだったかなあ」


後に残された少年と少女はしばし、その正体にあれこれとつぶやくものの、

すぐに周囲にチンピラな冒険者が倒れたままなのを思いだして路地裏を抜ける。


一方、屋根の上を隠形効果のある能力を使って走る人影、サンオブリーン。


いつの間にか変身した姿、金属鎧とドレスは

高価ながらもシンプルなワンピースへと姿を変えていた。


両腕のリストバンド、ネックレスは良く似合っているが、

背に身につけたマントだけはワンピースに似合っていない。


「上手く行きました。冒険者の補助や窓口ももっと必要ですね……」


屋根の上の煙突の1つの陰でつぶやく姿は

少女というより既に女性。


満足感と、心配事がないまぜになった表情は、

見る者が見れば思わずため息を漏らすほどの色気を宿していた。


「お父様に……ううん、さりげなくエイリルにでも言ってみるべきでしょうか」


あるいはファクト様にお願いしてみたらいいのかしら、

とつぶやく女性。


その正体はなんのことはない、シルヴィアである。


魔力を使った独特の倦怠感を感じながら、道具の補助を借りて

地面へと降り立ち、そのまま城の方向へと戻る。


門番のいる場所をあっさりと通りすぎ、

彼女がいてもおかしくない、私室のそばまで来たところでアイテムの効果を解除する。


手にたたむのは、背にしていたシンプルなマント。


ステルスマントとも呼ばれるタルンカッペをを参考に、

ファクトが試作した隠形装備。


身に着けているだけでも魔力を若干ではあるが消耗し、

装備したまま攻撃行動はできないという欠点を持つ。


だが、ちょっとしたトレーニング用のリストバンドを

付けている程度の負荷であり、効果中も声を出すぐらいでは大丈夫だ。


もっとも、声を出してしばらくは隠形効果がやや解除され、

ぼやけたような姿となる。


これはシルヴィアにとってちょうどよかった。


隠れて近づき、良い場所で名乗ることが出来るのだから。


「ふふふ、魔法少女、ですか。ちょっと少女というには大人すぎますかね」


自身の体を見下ろし、そうつぶやいてシルヴィアは私室へと戻っていった。







シルヴィアが変身する魔法少女、サンオブリーン。


少女と呼称されるには理由があるのだが、

その理由を生み出す能力は様々にある能力のうち、1つに過ぎない。


シルヴィアに装備してもらおうと考えていた防具らを試作している中、

本人にとっては名案である考え、

魔法少女的システムにたどり着いたファクト。


新しく作り直す必要性を感じ、まずは城のお針子さんに相談をした。


魔道具として、ではなく衣装のデザインの問題であった。


アイテム作り、特に金属製品に優れるファクトだが、

デザインという点では才能があるとはいいがたい。


良く言えば無難、悪く言えばありきたり、であったのだ。


今回、身に着けるのは王女であるシルヴィア。


というわけで最終的に出来上がる物は隠しつつ、

シルヴィア王女に服を送りたいという名目でデザインの相談である。


ファクトが普通ではないものを作り出す職人、

あるいは珍しい物を所持している冒険者であることは

城の人間の多くが知っている。


ゆえに、声をかけられた針子達も、どんなものができあがるのかと

楽しみな気持ちを持ちながら和気藹藹とした話し合いを作り出す。


その時間は2時間にも及び、その分大体のデザインは決まることとなる。


可愛さは必須。


それでいて、シルヴィア王女であれば武骨に見える金属鎧ですら、

綺麗に着こなせるのではないか、という大筋のアイデアと

そのデザインがまとまっていく。


下半身のドレス部分は、針子達の意見を参考に女性らしく。


上半身の鎧等は戦女神や、

聖女の装備として伝えられているあれこれを参考に。


針子達へと礼を言い、ファクトは次の話のために兵士たちの元へ向かう。


相談ごとは、武器である両手剣。


既にシルヴィアが武器を選んでいるのを目撃しているせいか、

こちらは話は早く、武器としては優秀だが

普段持ち歩くには問題があるだろうとの助言をもらう。


もっともなことであり、解決する必要性を感じる話だった。


そして、ファクトは敷地内にある工房へと戻っていた。


最終的な装備の状態はイメージと、

工程の確認は終わっている。


後は如何にそこへと持っていくかであった。


最初からその装備群になっているのでは面白みがないのだ、と。


その答えであるベースの装備、考えはアバター装備。


小さい物ならば耳や尻尾、時には

見た目を大きく変え、特殊なアクションができるようになるジョーク防具。


アニマルな着ぐるみなどがわかりやすいだろうか。


だが、それらも立派な防具である。


中には侮れない性能を持つ場合もあることは、良く知られている。


素材の力を引き出すエルフの秘。


工程は手間だがレシピを超えるドワーフの秘。


そして異世界の知識。


それらが合わさり、新しいアバターを生み出す。


まずは、見た目の固定。


コンセプトに合った年齢、子供過ぎず、大人すぎず。


無邪気さと、蝶になる美しさを兼ね備えた……少女という物。


見る者にいい印象を与えるためにも必要な要素であった。


普段は懐剣ほどのショートソードと、両腕のリストバンド、

そしてネックレスとして身に着けることで常用のアクセサリーとした。


懐剣の持ち手部分、リストバンドにはピンポン玉ほどの大きさの宝石。


ネックレスには親指の爪ほどの大きさの同様の宝石がいくつか。


カラフルで、火、水など各属性をモチーフにしていることが見て取れる。


実際にはバスケットボールほどの魔石を凝縮、研磨した

高級な触媒にも使われる魔石だった。


本人の魔力と、周囲の精霊からゆっくりとだが

確実に魔力を集め、力とするのだ。


その力はキーワードをもとに、解放される。


魔力を糧に、小規模のアイテムボックスのような空間を展開、

そこに収納された防具を取り出す。


そして設定された光の魔法と

精霊らの補助を頼りに、身に着けている衣服と装備を置換する。


ゲームに当たり前のようにあった装備交換を再現した物だが、

それ自体、この世界にとっては新たな魔法と言っていいだろう。


アバター装備をベースとした結果、身に着けることで姿が変わる。


少女然とした姿へと、仮に髪をショートにしていても

ロングの状態になる、そんなトンデモな装備であった。


そしてショートソードも仕舞われていた両手剣と置換され、

あるいは逆に折りたたむようにショートソードと交換も可能。


咄嗟の時にはショートソードとアクセサリーだけで

不可視の防御フィールドを生み出すことも可能とした。


他にも本人には伝えていない、いくつかの切り札的機能を実装し、

見た目も変わることで正体もほぼばれない。


普段使いのしやすさと、いざという時の

有用性を兼ね備えた、ある種、究極の一揃え。


「……という感じで作ってみたんだ」


城で用意された部屋で、ファクトは横に寝転がるキャニーと

ミリーへと誇らしげにシルヴィアに作り上げた装備のことを語っていた。


「あのね、ファクト。きっと王様や本人は喜ぶだけだろうから私が言うわ」


「それはない、それはないよ……」


ミリーも、ファクトから語られた内容に呆れを隠さずに首を振る。


「正直、やり過ぎじゃないかしら? 何と戦うのよ、王女様が」


「……そうか?」


飽きれた様子のキャニーの指摘にも、

本人は様々な怪物と戦ってきた経験から、

ドラゴンには勝てないぞ、と思い、首をかしげる。


そのままだとな、という言葉は口に出さず、ファクトは

キャニーとミリーからの指摘に自重、という言葉の意味を考え直すのだった。



十分にレベルを上げて装備すれば

結構な能力になる……けども、そこまで上げることはない模様。

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