41/252
俺じだ 10ー1 狂われた者
疲れた。普段のクエストの5倍くらいに。
((まさかヒカリがほとんど街の外に出たことがないとはな。あんなにはしゃぐとは。))
たしかに。買い食いしながら服屋に行き、武器屋に行き、公園に行き、色々行った。
「ユウキ。またどっか行こうね。」
こう、ニコってされると弱いのかな。俺。ちょっとキュンと来た。でもパーティメンバーだからそういうのは無いようにしたいんだよね。
「私も。今度はもっとちゃんとした計画を立てて行きたいです。」
「行ってもいいんだけどさ。もうちょっと落ち着いてね。」
アルデバもグッタリか。何よりビックリなのはインドラが意外とはしゃがなかったことだな。
「あと、昨日で金使い切ったから明日からクエスト漬けな。覚悟しとけよ。」
全員顔が引きつっていやがる。まぁ嫌なのは分かるけどね。
((おい。二刀流の許可が出たんだから練習しようぜ。))
あ、あぁ。それなら必要ないんだな。本で読んだ!
俺はそう言いながら庭のカカシに剣を抜く。
「「ダブルリカンド。」」
左上から右下に振り切る。
「「炎の一発爆発。」」
二本の剣先で交わらせて放つ。
「「ドットファイヤー。」」
刀身の何処かで交わらせる。
…あとなんかあったっけ?
((お、おい。足元!))
気づいたら足元に魔法陣が現れていた。




