5−6 ハイキャンプ
ググググググ
位置を入れ替えたアルデバがどんどんトップオークに締めつけられている。
「残念ながら騎士は硬くてね。そう簡単にはやられないのさ。」
「馬鹿なこと言ってる間は余裕ありそうだな。」
俺はそう言いながらトップオークと少し距離を取る。
アルデバはえ?って顔をしているが俺は気にしない。
俺は剣先を後ろに向け息を吹き続けながら体勢を低くする。
そのまま加速する。
まだ加速する。
まだ加速する。
刀身はオレンジ色に光り輝き出す。
「おま、それ。」
ザシュ。
一気にトップオークの横を駆け抜け右の横っ腹を切りつける。
トップオーク少しの間苦しみながらそのまま倒れた。
「ユウキー!ナイッスー」
俺はインドラに背中を叩かれた。
普段の俺なら叩き返すが今の俺はしない。
いや、出来ない。
「ユウキ。お前さっきの技。俺の技だよな。」
俺は硬直が解けすぐにインドラの背中を叩き返した後エレボスの問いに答えた。
「確かに真似はしたけどちょっと違うんだよね。エレボスは左利きだろ?それで対象を通り過ぎる瞬間に手首を返して右腰に一気に斬りつけるだろ?俺は右利きだから同じようには発動できないからさ。」
俺はさっきみたいに剣を構える。
「右利きからだと手首を返さなくて良いからだいぶ楽に発動出来るんだよね。」
エレボスはなるほどな。と言い何か考え始めてしまった。
「おい、大丈夫かよアルデバ。」
「あぁ、意外と余裕だったぜ。」
結構な力で締め付けられてたのにほんとにピンピンしてんな。これが騎士の強みなのか?
「それにしてもお前のスキル使い勝手いいよな。」
「そんなことないぜ。「「魔法鏡。」」は魔力を持つ相手と位置を入れ替える。って能力だが、このスキルが頭の片隅にでもあると失敗するんだよ。あとこれスキルじゃなくて異名能力だよ。」
異名能力?何だっけそれ。
((何だユウキ。異名能力知らないのか。能力ってのは1人につき一個持ってるんだよ。しかも能力には二種類あるんだよ。進化しないただの能力。と進化する可能性のある異名能力。それでアルデバはすでに進化した異名能力だよ。))
もしかしてすごい事だったりするのかな。
((異名能力はすごいことだぞ。恐らくエレボスですら持ってるか分からないくらいのレアだ。))
そりゃすげーや。エレボスほどの実力者ですら持ってないかもしれないなんてな。
「うー。それにしても想定外のことが起こったしハイキャンプは終わるかな。」
エレボスの一言によりハイキャンプは終了した。
俺たちはギルドに討伐報酬を貰い、家に帰った。が、ダブルヘッドラビットは1匹も討伐していないのでクエスト失敗になった。
それにしてもやっと落ち着けた。
そう思ったらベットの引力に勝てなかった。
ステータス
浮島 優樹 Lv.1
能力 ??
技能 無し
剣技 肩並行斬→肩斬
ビクトリースラッシュ
スレイヤー
空断
スマッシュ
ダブルエッジスパイク
魔法【初級】
ファイヤー
ウォーター
アース
【中級】
ゲイル
ライジング
コリエンテ
クエイク
【準中級】
フリーズ
龍化 ドラゴンブラスト
ドラゴンブレイカー




