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第三章 5

翌日 2人は出掛けていた。



『ちぃ、今日は楽しい一日なるかもだぞ(笑)』



『(*´∀`*)ダイジ』



京介は古くからの友人の店へ向かった。



ここは京都での知り合い、下村の弟が経営している系列店であった。



店に入り席に着くと 直ぐに下村の弟が現れた




『京介さん、ご無沙汰してました』



『しばらくやのう、今日はプライベートや兄貴は元気か?』



『ええ、会いたがってましたよ(笑)』



『よろしく言うといてや、近いうちに顔出すさかい』



『はい、料理の方は私へ任せてくれますか?飛び切りのを用意します。』



『あぁ、頼む』




総料理長「下村」が直々に料理を運んできた。




『お待たせいたしました。こちらの素敵な女性は彼女さんですか?』






ちぃは真赤な顔で京介を見た




『ええ、とても大事な彼女や』




ちぃは小さな声で



「だいじぃ・・」



と言った・・。




『わぁー(*´∀`*) 素敵。美味しそう 』



ちぃは下村の代表作『雪のしずく』 に大喜びした。




『おおきに・・・下村はん・・・』



『いえ・・・昔からの仲じゃないですか・・・』




下村は、その後二人を眺めならが少しの違和感を感じていた・・・




楽しいはずのデート・・・



何故か京介の表情が寂しげな感じがしたからだ・・・





『京介さん・・・ありがとう、私、今とても幸せ。 あなたとずっと一緒にいれたらいいのに・・』




千佳の言葉は自我では無かった・・・




『あぁ・・一緒だよ・・・ずっと・・永遠に・・』



『(*´∀`*)・・・うん。』




千佳は本体の意識と自我の意識が入り混じる感じではあった



周りから見ると「甘えん坊な彼女」に見えたのだろう。





『ちぃ。 そろそろ誕生日だな』



『はぃ(*´∀`*)』



『今日はプレゼントの予約を入れる 』



『えぇ・・何かな(*´∀`*)』



『着る物だよ』




『洋服?最近、買い物してないから嬉しぃ(*´∀`*)』



『好きなもの買ってあげるよ、その他にサプライズがある』



『ひとつでいいです・・。大事にします。本当は・・・何もいらない、一緒にいれればそれだけで・・・(*´∀`*)』




『まぁ、いいやないか、食べたら行こう』



『うん(*´∀`*)だいじぃ』




食事を終え「月の蘇」を出た。



京介と千佳は都内で有名な百貨店に向かった。 



色んな服を試着して着てみせる千佳・・・。




『どう?京ちゃん(*´∀`*)』



『可愛いよ。』




その言葉を聞く度にモジモジしながら真赤な顔をしていた。




数着の服を購入すると千佳は直ぐに着替えたいと言いトイレに行った




こうしてみると・・・



一番最初に出会った時の千佳そのものであった。



可愛らしく普通の女の子・・・



そう感じた・・・




千佳としてみれば大事なデート、ちゃんとしていたい。



そんな思いから薬をデートの前にせがんだのだろう・・・



薬で何とか自我を抑えたい・・・その思いが強かった



鏡の前・・・



『うん!可愛いし綺麗だ。』




「ピキーン・・・」




『あっ・・あぁぁ・・・』




自我が我慢出来なくなってきているようだった・・・




千佳は慌てて京介の元に駆け寄った




『きょうちゃ・・ん・呪文・・御願い・・・』




千佳は自分から「我、最強なり・・」を唱えるよう言って来た・・・・




ガクガク震えながら袖にしがみ付く千佳・・・



苦しむ、ちぃを見ていられなかった・・・






『我・・最強なり・・』



「ガクン・・・」







下を俯いたまま、数秒間大人しくなった。






『はぁ・・はぁ・・もう一人の私も京ちゃんに甘えたいみたい(苦笑)』






苦しげな表情で千佳は言っていた






京介はいた堪れない気持ちを抑え、千佳を抱きしめた





『無理・・するな・・・別にどんなお前でも変わりはしない・・・原因は俺にあるのだから・・・』





『・・・ そんな風に言わないで 京ちゃん・・ちぃは・・ちぃは・・今・・幸せです・・・』






『ちぃ・・。』






言葉にならなかった・・・



そこまでして・・俺を想う事・・・



ちぃの気持がとても傷をえぐられる様な気がした・・





『さぁ・・行こうか・・』



『・・・はい。・・・』






京介はちぃを連れてある場所へ向かっていた。















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