第三章 3
『あっ・・京介さん、ごめんなさい』
『ええよ そのままで・・』
『ありがとう・・もう少し・・このままで・・』
『あぁ・・』
目覚めた千佳は本体の人格だった。
数分間、京介の膝枕で千佳は甘えていた・・
『もう。大丈夫(*´∀`*)京介さん、今コーヒー入れます』
千佳は立ち上がりコーヒーを持ってきた。
『千佳・・話があるんだ・・』
『何ですか(*´∀`*)?』
『自我はもう寝た感じか?』
『はい。多分・・今日は昼の時間が長かったから、疲れて起きないと思います・・』
『そうか・・自我とのやり取りは上手くいってるのか?』
『・・はい・・。』
『・・そうか・・なら いいんだ・・なら・・』
千佳は涙ぐみながら言ってきた
『京介さん・・私、消えたくない・・・』
『あぁ・・大丈夫だ・・自我のバランスも崩れている・・時期に消えるのは自我だろう・・』
『え・・』
『それが・・望みじゃないのか・・?』
『でもぉ・・それじゃ・・可愛そう・・』
『どちらにせよ・・薬でのコントロールは体に対する副作用が大きすぎる・・・』
『でも・・薬を飲んだら・・今の私でいられる・・』
『薬が無くても、自我に頼めば出れるんじゃないのか?』
『・・・呪文・・それが一番・・効きます・・』
『・・・そうか・・』
『ごめんなさい・・でも、私たち上手くやっていけると思います・・・』
『・・・』
京介は千佳の顔を見た・・・
そして思い出すように言った。
『そうや!千佳!誕生日にサプライズがあるんだ!(*´∀`*)』
『私のですか?』
『あぁ、飛びきりのサプライズだ』
『えぇ・・何かな・・』
『楽しみにしとけ、ニヤリ』
『はい。(*´∀`*)』
『それと・・千佳・・いつもありがとうな・・おいで・・』
京介は両手を広げ千佳の方を向いた
『きょ・・京介さん・・(泣)』
千佳は京介にしがみ付き声を殺しながら・・・大泣きをした・・
どうにもならない現実・・
自分の体が自分でコントロール出来ない悔しさ・・
京介だけが自分の理解者であること・・
『京介さん。もうプランとかいいの?』
『千佳・・全てはそこが間違いの始まりだったんだ・・そんな事は気にしなくていい・・』
『あぁ・・京介さ・・ん・・』
千佳の人格の構成が落ち着き
いつの日か「共存」もしくは「本体」が残るだろう・・
京介はそう考えていた・・
千佳の人格を壊しこんなにしたのは自分・・
このままでは千佳の人生は破滅的な終わり方をする・・
そうさせてはいけない・・
いつの間にか千佳を愛しく感じ、心から必要としていた
『ちぃ。俺の事 好きか?』
。




