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悪夢の実験場  作者: 焼き芋さん
14/24

新しく決まった先生達はこの世の者とは思えなかった

あけおめです。


━━━━━その頃━━━━━━


 別の学年、別のクラスも翔太のクラス同様にパニックになっていた…


「えー、我が輩は5年1組担任となる…シャドウ・ナイトメアである。前職は悪夢の実験場にて専属魔術師をしていた。以後よろしく。」


 喋り方や言ってる内容はおかしいのだが、見た目は高身長で普通にスーツを着た男教師だった。

 年齢は若い、20代くらいに見える。

 しかし不気味なのが影の形はおかしかった…

 先生の影は、教室の半分を覆い尽くしていた。



6年1組…


「これから皆さんの担任となる、グール・ナイトメアです。前職は門番で、実験場ではほとんどする事がありませんでした。なので先生をするなんてとても楽しみです。あと、先生に触れると身体が溶けて死んでしまうので絶対に触れないように!」


 そう言った普通の話し方をする担任と名乗る生き物は…

 身体から湯気が出ていて、皮膚は内部から無限にわき上がりドロドロと溶け落ちていた…

 当然、教室内はパニックになって何人かは教室内から逃げ出していった…


3年1組…


「3年1組担任、サキ・ナイトメアだよ~☆前職は実験場で愛に関する研究をしてましたぁ、皆さんよろしくね♪」


 20代前半ぐらいの可愛い女教師、年齢は一番若いかも知れない。

 しかし、彼女には真っ黒なスペードのマークの形のしっぽが生えていた。


 今回代わりにやってきた全学年に来た先生達…

 その全員が普通ではなかった。

 まだ紹介されていないのは校長先生と教頭先生だけ。



━━━━そんな中━━━


 実は学校から脱出に成功した生徒達もいた。


「はぁ、はぁ、ふざけるな」

「とにかく家に帰らなきゃ…」


 直樹なおきのぼるは学校の門をこっそりぬけだし…

 走って家に帰ろうとしていた。


 しかし、ちょうど通学路の中間地点で誰かの声によって呼び止められてしまう。


「やれやれ…先生の自己紹介も聞かず逃げるなんて…いけない子だ…」


 スーツにピエロの仮面を付けた男性教師が直樹の目の前に立っていた。

 そいつは直樹だけを見ていた。


「どーせ最後だし名乗っておこう、私は2年1組担任、夜神三郎やがみさぶろうだ」


 パチン!


 三郎が指を鳴らすと直樹は笑い出した。


「あははははは、あれ、なんか楽しい!」


 近くに空き地があり、そこは草だけがやたら生えている草むらだった。

 直樹はその草むらの中で、自分の意思でもないのに勝手に転がりはじめる。


「あははははは!!!」

「おい、何やってんだ…」


 昂が呼び止めるが直樹は笑いが止まらない。

 そのまま直樹は手のひらよりも小さくなり、やがてムカデに変化してしまう。


「ひぃ…ムカデ!!」


 直樹はムカデに変化してしまった。


「あははは、何これ楽しい!あははははは!!」


 ムカデは直樹の声で笑いながら草むらを歩いたり壁を登っていく。


(どうしたんだよ一体…人がムカデに…)


 昂は辺りを見回すが三郎はもういなくなっていた、このあまりの不気味な光景に昂は涙があふれてくる。


「うぅっ…怖い、怖いよぉ…」


 目の前を笑いながら歩いている直樹、いや小さなムカデを手のひらに乗せて泣き叫んだ。


「怖いなら、先生と教室に帰る?1年1組、加藤昂くん」


 目の前を見るとゴブリンのような生き物がいた。


「え?」


昂が先生のほうを見た瞬間…


「オラアァァァッ!!」


 棍棒のようなもので後頭部を殴られ、昂はその場で気絶してしまった。


「ふへへ、脆いな。40人近くいるんだ、一匹ぐらい食っちまってもいいよな。美味そうで、涎が止まらねぇ。」 


 ゴブリンの姿の1年1組担任、ゴブリン・ナイトメアは昂の片足だけ持って引きずりながら学校へ帰っていった。

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