次の敵
最終話です。
来るべき、新たな戦いの火種。
今日もよろしくお願いいたします!
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「これは大学側としても由々しき事態ではありませんか?」
青川学院大学の会議室の奥の席に座る、竜野という男はぞんざいな態度で、学長の市山に迫る。
「しかしですね・・・・・・この国には学問の自由というのがありましてね」
市山がそう言うと「我々が疑念に思っているのは青川学院大学内でのサークル一斉消失騒動の件が警察が捜査をしているのに、一向に進展が無いことと彼ら、彼女らが秋山結鶴と接触をしていたという目撃証言の数々・・・・・・確か、彼のお父様は関西最大の暴力団のトップですよね?」と竜野は言い出す。
つまりはヤクザの親分の息子を抱えている大学なぞは怪しからんと言いたいのか?
あの騒動の時に行方不明になった、学生を子息に持つ、保護者が一斉に決起して、このような会合がもたれたが、秋山君をそれで糾弾するなどとは・・・・・・
英文科の教授の畑中は秋山結鶴の生い立ちを知った上で、彼の最大の理解者を自負しているつもりだった。
彼は優秀だ。
生まれなど、関係無い。
優秀な人間こそが取り立てられるべきだと言うのに、この大学の経営陣やこれらの保護者は金のある学生こそが正義だと思っているようだ・・・・・・
これは許せないな。
「我々の要求は事件の抜本的解決と秋山結鶴の退学と逮捕。これに尽きる、学長もよく考えていただきたい」
会議室が息を飲んだ瞬間だった。
終わり。
というわけで、最終回が終わりました!
今、書いているのは「東京駅占拠(仮称)」という東京駅でダイハードをする話ですけど、年内に完成するかなぁ・・・・・・
そして、年内にはカクヨムで「機動特殊部隊ソルブスウルフ」を掲載し「機動特殊部隊ソルブス」シリーズの短編を諸々、これらも掲載予定です!
皆様、今後もよろしくお願いいたします!
あざっした!




