表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
253/254

特別編(後編):再起の町で、未来を語る


■Scene1:翌朝の事務所、静かな始まり


韓国・ソウル。

朝の光が事務所のカーテン越しに差し込む。


凛奈は静かにソファから起き上がる。テーブルの上には、昨夜のメモと温かいお茶。

キム・ユリが入室する。


ユリ:「おはようございます、凛奈さん。昨夜の男の方……連絡は?」


凛奈:「ううん。もう十分よ。彼は、ちゃんと“逃げること”をやめた」


ユリは頷く。

凛奈は白湯を啜り、ひとつ深く息を吐いた。



■Scene2:大邱の再訪、静かな会話


その日の午後。凛奈は再び大邱へ向かっていた。

理由は――**「あの男」**から届いた、一通の短い手紙。


「ありがとう。あの日が、僕の“始まり”でした。

もう一度だけ、お礼を言いたくて……」


ふたたび東城路。ベンチに座る男の姿があった。


凛奈:「もう“堂々と”してるわね」


男(微笑みながら):「凛奈さんのおかげで、“どこに立てばいいか”が分かるようになったんです」



■Scene3:記憶の交差点、喪失と再起


男は静かに語り始めた。


男:「イスタンブールでは、すべてが終わったと思っていました。

誰も信じられなくて、逃げ続けて、自分さえも見失って……」


凛奈は黙って聞いていた。


男:「でも、あなたに見つけられて、“逃げる必要がない”って思えた。

……あの時の僕を追ってくれて、ありがとう」


凛奈:「見つけたんじゃないわ。あなたが、止まったから“出会えた”の」



■Scene4:希望の始まり、未来への視線


その後、ふたりは大邱の文化芸術会館を訪れた。

展示された韓国の現代アートを眺めながら、男が言う。


男:「いつか、この街で小さな店を開きたいんです。キムチも置いて、旅人と話せるような……静かな場所を」


凛奈(微笑んで):「似合ってるわ。きっと誰かの“帰る場所”になるわね」


男:「……それ、褒め言葉ですか?」


凛奈:「もちろん」



■Scene5:再び動き出す探偵


夕方、大邱駅に戻ると、ハン・ジフンが車で待っていた。


ジフン:「準備は?」


凛奈:「ええ。次はまた、ヨーロッパかしら。ロンドンから呼ばれてるの。合同調査」


後部座席に座りながら、凛奈は手帳を取り出し、数行を綴る。


「出会いは、過去の果てに。

でも、再会は“未来”を創る始まりに――」



■Scene6:夜、凛奈の眼差しと覚悟


その夜。

ソウルの事務所。スタッフ全員が顔をそろえていた。


パク・セヨン:「大邱、良かったですか?」


凛奈:「ええ。“キムチ”じゃなくても、心を動かす香りはあるのよね」


ミンジュ:「でも、次はまた“キムチの時間”ですか?」


凛奈(にやりと笑って):「もちろん。だって私は、“キムチ探偵”だから」


皆が微笑む。

探偵としての再起、静かなる旅が、また始まろうとしていた――。



最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

もしこの物語に少しでも「面白い!」と感じていただけたなら——


ブックマーク & 評価★5 をぜひお願いします!


その一つひとつが、次の章を書き進める力になります。

読者の皆さまの応援が、物語の未来を動かします。


「続きが気になる!」と思った方は、ぜひ、見逃さないようブックマークを!

皆さまの応援がある限り、次の物語はまだまだ紡がれていきます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ