第192話:京の静寂、甘き香りと金色の午後
■Scene1:ドラマ撮影の終わりと、凛奈の計画
韓国でのドラマ撮影を無事に終えた凛奈は、
そのまま数日間の“静養”として一人旅に出ることを決めていた。
向かうは日本・京都。
凛奈(心の声):
「事件も推理もない、ただの旅行なんて久しぶり。
あぶり餅、もう一度食べられるかな……」
■Scene2:京都・再びの風景、そしてあぶり餅
まず訪れたのは、かつて足を運んだ今宮神社の門前。
そこに並ぶ、二軒の名物店――「一和」と「かざりや」。
今回は、まず「一和」でほんのり焦げた香ばしいあぶり餅を口に運ぶ。
凛奈:「……変わらないな、この甘さと香り。
この味は“記憶の安心剤”って感じ」
続けて「かざりや」にも足を運び、2種類の味を食べ比べ。
甘く炙った餅に、思い出と静けさが混ざる。
■Scene3:南禅寺、二条城、竜安寺――そして、金と銀
午後は南禅寺からスタート。
水路閣のアーチの下で一息ついた後、元離宮二条城を歩き、
そのまま石庭で有名な竜安寺へ。
凛奈(心の声):
「なんでだろう、事件が起きてないのに……心が動いてる。
石一つひとつが、物語みたいに見えてくる」
続いて向かったのは、東山慈照寺(銀閣寺)、
そして、午後遅くに陽が差し込む金閣寺(鹿苑寺)。
夕日を浴びて輝く金閣に、凛奈はそっと目を細めた。
「……こういう静けさを、時々忘れてしまうんだ。
でも今は、それでいい」
■Scene4:ホテルの夜、幸せな眠り
夜は三井ガーデンホテル京都四条にチェックイン。
落ち着いた和モダンな部屋で荷物を解いたあと、
ホテル内のレストランで京野菜の夕食を堪能。
凛奈(心の声):
「事件がない日って、こんなにも贅沢だったんだ……」
湯上がりに布団に横たわり、手帳にそっと一言記す。
『今日は、何も起きなかった。
でも、心の奥では何かが確かに“満たされた”。』
そのまま凛奈は、旅の余韻に包まれて眠りについた。
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