特別編『探偵と女優、その間にある休暇』
■Scene1:探偵業の休暇、贅沢な釜山とソウルの旅
数ヶ月ぶりの、完全なオフ。
朴凛奈は一人で、釜山とソウルの観光地を巡っていた。
・釜山の海雲台ビーチでは、潮風に髪を揺らしながらジェラートを。
・甘川文化村では、絵本のような景色に微笑んだ。
・ソウルでは景福宮で韓服姿の観光客と記念撮影し、
・**弘大**ではカフェでくつろぎながら、静かな午後を過ごす。
スマホには、SNSでファンからのコメントが次々と届いていた。
「凛奈ちゃん、探偵業の復帰おめでとう!これからも応援してます」
「事件を追う凛奈も、ドラマに出る凛奈もどっちも大好き」
「女優としての新作、まだ? ずっと待ってるよ!」
「次のキムチ、何味かな?(笑)」
凛奈(心の声):
(……探偵として、何人も助けてきたけど。
こうして“待っててくれる人”がいるって、ありがたいな)
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■Scene2:女優仲間との再会、あたたかな言葉
その夜、ソウルでのあるテレビ局の控室。
ドラマ再放送に出演していた凛奈に、久々に女優仲間が声をかけてきた。
金泰希:
「凛奈ちゃん、また現場で会えるの楽しみにしてたわ。ちょっと痩せた?」
朴恩斌:
「“探偵業”って、すごくリアルな演技力に繋がってる気がする。凛奈の役作り、深いもの」
韓韶禧:
「どっちも全力なんて、正直、尊敬してる。無理しすぎないでね」
凛奈は照れくさそうに笑った。
凛奈:「ありがとう……。みんながそう言ってくれるから、両方やれる気がしてるんだ」
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■Scene3:夜の現場、テレビ関係者たちの声
夜。あるドラマ現場を見学していた凛奈に、テレビ関係者数名が近づいてくる。
プロデューサー:「凛奈さん、久しぶりですね。次の連ドラで主演候補として名前、挙がってますよ」
AD:「やっぱり、現場にいるだけで雰囲気が変わるっていうか……スターですよ」
音声スタッフ:「それにしても、あの“静かな存在感”ってどうやって作ってるんです?」
凛奈:「答えはたぶん、“キムチ”と“経験”ですかね」
みんなが笑った。
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■Scene4:事務所の夜、“未来”への選択
夜遅く、凛奈は釜山の自分の事務所に戻る。
スタッフはすでに帰っていて、静かな空気が流れていた。
彼女はふかふかのソファーに身を沈めながら、キムチの壺に目をやる。
(……また、探偵業にも女優にも、全力で向き合おう。
どっちも、私の“居場所”なんだから)
そして、目を閉じた。
「明日から、また頑張る」
そのまま、柔らかな眠りに落ちていった。
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■Scene5:翌朝、響く着信音
朝7時。
スマホのバイブ音が凛奈を起こした。
「……ん……はい、朴です」
相手は、日本から。
――北海道の警察関係者だった。
「朴凛奈さんでしょうか。突然の連絡で失礼します。
実は北海道の○○町で、ちょっと奇妙な事件が起きていまして……
あなたに、“ぜひ見ていただきたいもの”があるんです」
凛奈の眠気が一瞬で覚めた。
(また――何かが、私を呼んでる)
■Scene 5 次の話の最初は函館に決定。
夜の事務所、凛奈が手帳を閉じようとした時――
スマホが震えた。表示は「北海道警察」。
「……もしもし、朴です」
「突然のご連絡、失礼します。
現在、函館市にて開催中の全国高校生剣道大会で、
ある異変が発生しまして……“五稜郭”と“箱館戦争”に関連した内容です」
「ぜひ、貴女にだけ見ていただきたい“証拠”があるのです」
凛奈の目が鋭くなった。
「了解しました。明朝、函館に向かいます」




