表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オレの想像が創造されてしまった件について  作者: 海藤 正孝
最終章 なにもかわらない
109/110

7

「「「「「登場! グリュンクスト!」」」」」


純白の天使の姿、体には藍色に光る線が広がるその姿はまるで神々しいものである。

見るものすべてが天使が現れたと言うだろう。


「このグリュンクストは5人の想像力を使用するんです!」

「なので通常の5倍の力を出せちゃうんだから!」

「そしてエネルギー消費も5倍や!」

「なのでさっさとケリをつけちまうっすよ!」

「創像機から逃げて眠りについてた想造機さんよ! お前にはボスの風格がなさすぎたんだよ!」


『ギンッ』そんな音が聞こえたかと思うと青い光がグリュンクストを包む。


「ナンダ! ナンナノダッ!」

「それの答えはこうだっ!」


グリュンクストを包んでいた光はリアビマスターめがけて飛んでいく。

その光はリアビマスターに当たるとリアビマスターをとらえて動けなくする。


「ウガギカギキハァ!」

「これですべて終わりだぁぁぁぁぁぁ!」


空中に浮かぶグリュンクストは藍色に光る剣を召喚する。


「フォルコンメンンンンンンンンンンンンン!」


その言葉とともにリアビマスターめがけて落下していく。

そして剣の光がさらに増す。


「ヘリッヒカイトォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!」


剣から出た光がリアビマスターを真っ二つとする。

リアビマスターは叫びをあげることもなく左右にそれぞれ倒れる。


「輝きに包まれて散――あ、だめ、エネルギー切れ……」


決め台詞を言いきる前に力を使い果たしてしまい、グリュンクストはその場から消えた。

そしてグリュンクストのいた場所には倒れる正宗と4人の契約者達がいた。


「終わったのじゃろうか?」


窯洒があたりを見渡す。


「そのようじゃ、今上から連絡が入った。リアビが消滅したようじゃ」


上から届いた通信を窯洒にも伝える。


「ふっ。結局は君か……」


そう言って4人の女性に心配されている正宗を見て冴止は笑った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ