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9

食事が終わり、冴止達はホテルに向かうことになった。

家の外、玄関の前に全員が集まっていた。


「うまかったぞ。ありがとう」

「ああ」


冴止と正宗は握手をする。

特に意味はないが二人は握手をした。


「では、また後日お会いしましょう」


薺がそういうと二人は手を離す。


「ああ、作戦決行日にまた会おう」

「またでやんす」


冴止とカノットが別れの言葉を言う。


「また会う時までにもう少し頭を良くしとくっすよ」

「ひどいでやんす!」


最後の最後に二人はまた喧嘩を始めた。


「ハハハ……」

「じゃあ、またな」

「ああ、また、だ」


喧嘩をしていたカノットは引きずられるように冴止に連れて行かれた。

薙扨はあっかんべーをしていた。


「いやぁ、なんや知らん間にお別れの時間が来とったなぁ」

「……わたしか……大爆笑……してたから」

「あ~いやいや。楽しかったやろ?」

「……うん」


鞘歌と阿利洒は姉妹のような漫才をしている。


「ハハハ」


正宗は二人を見て笑う。


「決戦前にこんなリラックスできてるなんてさすがですね」

「それがおれ達のいい処……かな」


ナズナの言葉にかっこつけて返答する。

ナズナはクスリと笑う。


「んなもんぼく達が勝つから緊張なんてする必要ないんすよ」

「ハハハ」


薙扨の言葉を聞いて再び笑う。


「さっきから笑ってばっかりですね。正宗さん」

「笑えてるだけ素晴らしいと思うよ……」

「そっすね」

「ですね」


三人はふと大樹を見た。

決戦の日は近い。


以降。

活動報告に書いてある通りです。

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