長男のドイン兄さん
ブックマークが十件になりました!
ブックマークしてくださった方も、 そうでない方も、読んでいただきありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします!
今回は短いです。
俺がマティブ兄さんと笑い合っていると、マティブ兄さんの後ろから声がした。
「おいマティブ、邪魔だ。俺にもフィルを見せろ」
「はいはい、兄さんはせっかちですね。 ねぇ、フィル?」
「うるせぇ!!」
いや、マティブ兄さん。
俺に振られても…ってか兄さん笑みが黒いよ!?
先程の笑みと違って腹黒さ全開のマティブ兄さんに引いていると、今度は紫の髪と、同じくすこし猫目な紫色の瞳を持つヤンチャ系イケメンが顔を覗かせた。
心の準備をしていたから今度は泣かなかったが、今度はその身長に驚いた。
デッケー。絶対180センチ以上あるよ
俺が驚きでボケーっと見ていると、 ニッと歯を見せて笑ったイケメンさん。
「ようフィル。ドイン兄さんだぞー」
「ダァ!!」
片手を上げてヨロシクっとやると、 ドイン兄さんは何故か後ろを振り返った。
「おいマティブ。フィルは俺の方が好きっぽいぞ」
どうやらドヤ顔をしているっぽいドイン兄さんに俺は驚いた。
えっ?俺そんなこと一言も言ってないけど!?
「ドイン、勝手なことを言うのは止めなさい。フィルがびっくりした顔してるわよ?」
おっナイス母さん!!
母さんが俺の顔を見てドイン兄さんの言葉に訂正を入れると、マティブ兄さんが笑い出した。
最初はムスッとしていたドイン兄さんも途中で吹き出して、二人で楽しそうに笑っていた。
俺もつられてキャッキャと笑い出し、母さんも楽しそうに微笑んでいた。
こんな家族となら、幸せな人生を送れそうだ
俺がこの家の子に産まれてきて良かったと思った瞬間だった。
☆直後の会話☆
「ってか、さっきからフィルと俺たち普通に意思疎通してるけど、まだこいつ生後五日だよな」
「たしかに」
「そうねぇ」
「…ダダァ(ドヤ顔)」
「「「ゴクッ(この子天才かもっっ )」」」
という会話がなされました。
いや、天才じゃなくて転生ですww
ここで、少しだけ母さんと兄さん達の紹介を入れましょう。()は年齢。
母さんー名 ナーニャ(39)
ふんわりとしたショートヘア。青い髪と瞳を持つ。癒し系。
長男ー名 ドイン(19)
短い髪を少しさか立ててる。紫の髪と瞳を持つ。王宮の騎士志望。マロル家で一番がたいが良く脳筋。
次男ー名 マティブ(8)
髪は男としては長い。青紫の髪と瞳を持つ。敬語がディフォ。天才。
次話からマティブ兄さん視点の話が数話続きます。
えっ?お父さんですか?ハハハ(遠い目)




