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【完結】雇われ勇者の薬草農園 ~チートスキルで薬草栽培始めます~【祝18万PV達成&123大賞4一次通過!!】  作者: 近衛 愛
第8章 変わってしまう日常編

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【雇用№171】魔王城での一夜2

こんにちは〜

久々に前書き投稿してみます。


お気づきの方もいるかと思いますが、

転移ゲートに入ってから、

別作品の【魔法少女と魔法創生】にリンクしています。


もっともそちらの方は序盤で止まっておりますが……


あわせて読んでもらえると面白いと思います。


また、他の短編小説にも微妙にですが、関連するキャラが登場してます。


雇われ勇者の薬草栽培は、終盤に突入中です。

もうそろそろクライマックスですので、お付き合いくださいませ。

 どうして良いか分からずボケっと狼狽えていると、愛ちゃんがそっと、両手で僕の顔を挟んで引き寄せてきた。


 手は柔らかく冷んやりと冷たくそれでいて温かかった。


 僕は愛ちゃんのなすがままに、引き寄せられて、唇をつけた。ほんのりと柔らかい愛ちゃんの唇が自分の唇に触れた。ガンツさんが言ってた様なレモンの味はしなかった。


 ほんのりと甘い桃の味がした。


『愛情値が1アップしました。』


その後も僕と愛ちゃんはお互いの存在を求め合うかの様に愛交わし合った。


 システムメッセージはその後も何度も流れたがあまりの煩さに通知の設定をオフにした。


 愛情値は、好きな人と愛を交わすとアップする仕組みみたいだ。でもそんなことはどうでも良かった。長いこと会えなかった愛ちゃんと会えて、至福の一晩を過ごした今は。



◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


「リュウ君おはよう。」


目を開けると同じ布団に最愛の人の顔が見えた。

 昨日あったことは夢や妄想ではなく現実だった。嬉しくもあり、悲しくもある。最愛の人を長い間孤独にこの世界で生活させてしまっていた。


 もうこの手を離さない。ずっとこの手を握り続ける。


「愛ちゃんおはよう。」


おはようのキスをした。昨日あんなことがあったばかりであるが、キスをするのは若干の照れ臭さを感じる。



「リュウ君、おはよう。異世界で二人とも朝一緒になるって不思議な感じがするね。そういえば、昨日、空中でなにか操作っぽいことしてたけど、あれもリュウ君のスキルなの?」


「うん、僕のスキルは、ユーザーインターフェースとマジックプログラミング、魔女の一撃と………」


「へー、聞いたことのないスキルばかりだね。で、魔女の一撃との次は?」


「えぇとね。笑わないで聞いて欲しいんだけど………」


「昨日は私だったけど、今日はリュウ君の番なのね。分かったわ。笑わないわ。」


ふーっ、こんな恥ずかしいスキル名を愛ちゃんに伝えることになるなんて考えもしなかったわ。他の人にも話したことないし。愛ちゃんに話すことになるとは思ってなかったな。まー仕方ないか。もしかしたら、この状況を打開するきっかけになるかもしれないし。


「賢者の素」


あまりに恥ずかしいのでボソッと呟いた。


「えっ、リュウ君なんて言ったの?声が小さくて早くて聞き取れなかった。」


「賢者の素だよ。けんじゃのもと。」


「へー、賢者の素ね。スゴイスキルなのかな?笑う所が正直よく分からないんだけど…。でもなんか凄そうだよね、賢者の素でしょ。成長したら、賢者になれる可能性があるってことだよね。きっと。それで、賢者の素ってどんな効果があるの?」


「分からない。」


僕は首を振ってそう答えた。 


「分からないって?現状効果がないってこと?」


「そうなんだよね。あっ、そういえば、ティタニアが成長させるには愛情が沢山必要だって言ってたな。」


「愛情が沢山ねー。ならきっと昨日の分と今日の分で沢山成長してるよ。足りなかったら、愛ちゃんの愛を沢山分けてあげる。」


「そうだよね。あれだけ愛を交わしあったから、きっと成長してる筈。システムメッセージで愛情値が1アップしましたって、何度も通知来たしね。うるさくて途中でオフにしちゃったけど。」


「なら、きっと成長してるよ。せっかく異世界で再開出来たんだよ。これはきっと運命だよ。う、ん、め、い。運命ならきっとこれで何かが、変わってるよ。」


「そうかな?」


「そうだよ。愛ちゃんを信じなさい。さっ、リュウ君確認してみて」


「はっ、愛ちゃんのご命令とあればすぐにでも。」


とステータス画面を開いて、履歴を確認した。


「うん。愛情値が1.アップしましたが延々と出てるよ。ええと……」


あまりにも多いのでスクロールバーをクリックして、チョロチョロと動かして行く。


「あっ賢者の素が賢者の種に進化してる」


「やったじゃない、リュウ君。それでどんな効果があるの?」



「ちょっと待って。まだまだ履歴が残ってるんだ。愛情値がアップしました………。賢者の種が賢者の器に進化しました………。」


「へー、素から種、そして器に進化するんだね。スキルとして使える様になるには、あとどれくらい進化が必要なんだろうね?」



「前にそれ系のものがあった時は、器でなったみたいだし、多分これで賢者のスキルが使えるようになると思うんだけど………。履歴はこれで終わってるね。ステータスのスキルの方で詳細情報見れば分かるのかな?」


画面を操作して、ステータスのスキルが表示されている画面で賢者の器(NEW)の文字をクリックしてみる。


『賢者となるための器のスキル。

システムを更新し、賢者に必要な情報をインストールしますか?YES or NO』



の画面が出てきた。悪魔の器の時は勝手にインストールされたっぽいけど、賢者の器はインストールの可否がこちらで判断出来るみたいだ。


「リュウ君、押してみようよ。きっと私達に役に立つスキルだと思うよ。」


「えっ?愛ちゃん僕のステータス画面見れるの?」


「うん、私には見えるし、日本語で書いてあるから読めるわよ。」


なるほど。転移者同士なら、ステータス画面出せるから見れるのかな?


「それじゃー押してみるね。」


『ポチッ』


 とな。


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