プロローグ
2026年のGW中、猛烈な頭痛と倦怠感と眠気のせいでほぼ一日中寝ていました。多分花粉と寒暖差のせい。
その時に見た夢の断片について考えていたらこのストーリーが浮かび上がってきたのですが、当初は書く気がなかったものの、やっぱり書いたほうが良い気がしてきたのでB型の作業として書くことにしました。
私としては珍しいことに、室町前期あたりくらいの時代背景のフィクションです。日本神話にはあまり詳しくはないものの、小学生の頃に妖怪図鑑やらなんやらをたくさん読んでいた影響で日本の昔話に出てきそうな妖怪や神様たちが出てきます。
よかったら読んでみてください。
男は逃げていたはずだった。
なぜ逃げていたのか、何から逃げていたのか、そして、どうして今は倒れているのか。
なぜかそれらのことを全く思い出せない。
体中が痛いし、頭痛もする。少し頭をもたげる。
斜めの視界の先には白い蛇がこちらを向いて目を瞑っている、まるで死んでいるかのように微動だにしない。
「おい」乾ききった喉から声を絞り出す。
体はびしょ濡れになっているせいで冷えきっているのに、喉は猛烈に乾いている。
だが、ふと思った。「某はこの蛇を知っているような気がする」と。
何ならその蛇と会話をしたことさえあったような気が朧気ながらにある。
だが、その蛇と何を話したかすら思い出せない。
思い出そうとすると頭がズキズキと痛んでものを考えられなくなるのだ。
眼の前の水溜りの泥水を啜る。泥が喉に引っかかるが、何もしないよりはマシだ。
もう少し飲むが、泥が喉に引っかかってむせた。しかし、体を起こすのに十分な水分は得られたような気がしたので腕に力を込めて上体を起こした。
うつ伏せに倒れていたので、顔の右半分は泥まみれで右目を開けることができない。
体を起こすことでせせらぎが聞こえた。音のする方に向くと朧げに水が笹薮の上から流れ落ちているのが感じられた。
這いずりながらそこに近づき、その流水で顔を洗う。ようやく両目がきちんと開くようになったついでにうがいをして喉の奥にわだかまっている泥を吐き出す。
ふと足元を見ると、ここに来る前に見たときと変わらぬ佇まいの白いアオダイショウが横たわっている。
流石に死んでいるのかと思い始めてそっと手を伸ばして蛇の頭に左手の中指が触れた瞬間、今まで微動だにしなかった蛇が目をぱちくりと見開いて鎌首をもたげ始めたので慌てて手を引っ込めると、白い大蛇はこちらをじっと見たあと踵を返すように頭を返し、進行方向の先にある藪の中に入っていってしまった。
男は不思議そうな面持ちで白い大蛇が入っていった茂みの方を見続けるのだった。
【遭難×3】でラノベ風の作品に挑戦したものの表記揺れが激しくて、自分には無理だなと思ったので、普通の文学作品風の小説として書いております。学がないので至らぬ点が多々あると思いますが、誤字脱字のご指摘がいただければ幸いに存じます。
内容を改変するようにという要求はご勘弁願いますww
今回からクロードAIに校正とルビ振りを依頼することにしました。
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**修正箇所まとめ**
- 「怠気」→「倦怠感」
- 「そのときに」→「その時に」(「とき」は漢字表記が本則)
- 全角アルファベットは原文のまま(「B型」の「型」のみルビ対象)
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**修正箇所まとめ**
- 「何故か」→「なぜか」
- 「するる」→「啜る」
- 「水溜」→「水溜り」
- 「朧に」→「朧げに」
- 「朧気ながらにする」→「朧気ながらにある」
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**修正箇所まとめ**
- 「x3」→「×3」
- 「ww」→原文のまま(全角)
- 「クロードエーアイ」→「クロードAI」
- 「表記揺れ」の「れ」はひらがなのためルビなし




