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異世界と融合した世界で生きていこう  作者: KAI


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役割分担中②

竈つくり以外のお話し

私が舞と朱音にせがまれて、竈とピザ窯を作っている間、灯と唯は、家の掃除の分担を行っていた。


「各自の部屋は、各自で・・・・行って貰うので、共有のスペースや使っていない部屋の掃除をやっていきましょう。と言っても、私もまだ全部の部屋見たこと無いんですけど・・・・」


「取り合えず見てみませんか?」


灯もまだ全部の部屋を把握していないが、鍵のかかっていない部屋を順に二人は見て歩いたようだ。


私が、竈等を作っている間、舞と朱音は食器類の棚を確認したり、配置を変えていた。そこに灯達が、やってきて、私に声を掛ける。


「蒼衣さん?鍵の掛かっている部屋がいくつもあるんですが?」


「ん~今使わない処は、ドアに鍵かけて入れない様にしているよ。無駄に広くしちゃったから、北館と東館は、まだ使わないよ。もし人が増えたら、君たちの部屋も移動してもらうかもだけど・・・」


私がそう答えると、二人は、どこまで掃除したらいいのかを訪ねてきた。


「取り合えず、1F部分と2階の廊下を中心にして掃除して。他の部屋は、月一くらいで、皆でしようか?人が入らないと家って駄目になるみたいだし。」


「・・・そうですか・・・・リビングみたいなところと食堂みたいなところやトイレなんかやればいいですか?」

灯が確認してきた。


「そうだね。後、外のお風呂場とトイレもお願いしたい。」


「分かりました。各自の部屋は、自分たちでやる感じでいいですか?」

唯も確認してきたので、

「それでいいと思うよ。舞や朱音は大丈夫かい?」


「「大丈夫ですよ。」」


そんな訳で、家の掃除箇所が決まったので、二人は、早速掃除を始めるようだ。

箒とバケツ、雑巾を持って、外に水を汲みに行くのと、掃き掃除に分かれたようだ。

唯が箒を持って、2階の廊下を掃くみたいで、パタパタと駆け上がっていた。




気が付くと、舞と朱音は、外の焚火で料理を始めていた。


今日の献立は、狼肉と野菜の塩味の煮込みみたいだな。小麦の収穫もまだかかりそうなので、パンやうどん等がまだ先になりそう・・・・早く育ってくれないかな?


オークやボアよりも狼の方が数が多いので、出来るだけ消費していかないとね。

竈とかもある程度終わったので、お肉関係を塩漬けや燻製にしておこうか。魔石の研究もしたいけど、今、生活に必要な食事の準備も大切だから。


塩漬けにしていた樽を覗き込むと半分ぐらい消費していたので、残りの肉を干してしまおう。舞が、手が空いたのかこちらに来てくれて、お肉を干すのを手伝ってくれた。


「お肉を干すんですか?へ~~干し肉ってこうするんですね。」

「多分というか、私も半分うる覚えでやっているんだけどね。」

舞とそんな会話をしながら、樽から出したお肉を日陰に干していく。


その後、保管庫にしまってあったお肉に塩を全体に塗り込んで、樽に詰めていく。保管庫の脇に作った燻製機もどきにお肉を入れて、下の皿に桜の木を細かくしたチップを敷き詰めて、下から焚火で燃やしていく。ゆっくりと下皿に火が当たり、上に乗った桜の木を燻していく・・・・ほのかに桜の木の香りが漂い出したら、お肉を囲っている箱の蓋を閉めて、煙がお肉に染み渡るように密閉して、火を絶やさない様に舞にお願いしておく。


朱音の方も一段落したのか、焚火の前でぼんやりと火の調整をしていたので、朱音に大根の塩漬けを頼む。大根も半分に切ったのを塩に塗して、樽に入れて貰うなど単純な作業をしてもらった。ついでに胡瓜の塩もみも頼む。茄子は素焼きにして、塩を掛けてもらうか・・・・



大豆がうまく育ってくれて、醤油や味噌、豆腐などが出来るのが待ち遠しい・・・・




畑に行くが、灯はまだ、外のお風呂場の方を掃除しているのか見当たらなかったので、胡瓜と茄子を収穫し、大根も数本収穫する。野菜の保管庫に仕舞って、収穫してある野菜たちも確認しておく。


ジャガイモもそろそろ消費した方がいいのかな?確かジャガイモはお腹に溜まるから、満腹感は出せるはず。調味料が塩ぐらいしか大量に用意できないので、舞と朱音に茹でか蒸して、若しくは焼いてもらうしかないか・・・・



胡椒の実を磨り潰しておこうかな・・・・すり鉢の実験も兼ねてゴリゴリと実を磨り潰していく・・・・多少、胡椒の香りがするような気もしないではないが、ゴリゴリ磨り潰した胡椒を空いている瓶に詰めておく。


全員作業が終わったのか、焚火の前に集まったので、ご飯にする。灯に畑の収穫を行った事を伝えて、食後、私は、竈づくりに戻り、作業に没頭していった。


舞たちは、私が竈づくりに没頭している間に、服や下着の洗濯を行っていたらしい。灯以外は、何着か下着も洋服も持っていたが、灯は着の身着のまましかなかったので、私の下着や洋服の中から自分の好みに合ったものを着ている。それを着まわしているみたいだ。下の下着のサイズはどうしようもないので、糸でサイズ調整をして、身に着けているらしい。


「灯さんそれって蒼衣さんの下着?」舞が尋ねると

「うん。新品で使っていないのを無理やり縫って、穿いてる。上は、肌着とかを何枚か切って、チューブトップみたいにしたのを何枚か作ったの。」


「私、何も持ってなくて、森の中を彷徨っていたから・・・・・」


「うっ・・・・・ごめん。聞きにくいこと聞いちゃって・・・・・」


舞が謝ると、灯は、大丈夫と答えて、洗濯に戻る。


話題転換なのか、灯がぽつりとつぶやく。

「蒼衣さんが・・・・何枚か女性用の下着やスカートを何故か持っているんだけど・・・・・・」


「え?それって彼女とかのもの?」

朱音が疑問を投げると


「答えてくれないから、分からないけど・・・サイズがまちまちだったり、えっちい奴だったりするんだけど・・・・」


灯が答えていた。


「「「へぇ~~~~」」」


実際に見ていない3人は、どんなのを想像したのか、耳まで赤くしていた。


唯も会話に参加していなかったが、しっかりと聞いていた・・・・・




お待たせしました?久しぶりの投稿です。


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