3 冒険者
マリエールは男爵就任のため国王に謁見した。事前に宰相に許可を貰っている。国王は領の現状を聞いた。マリエールは説明した。
3 冒険者
男爵領には冒険者ギルドはない。魔獣を沢山狩った。復興のためにはお金が必要だ。アンドロイド8体を冒険者にした。2チー厶だ。王都の冒険者ギルドで登録した。マリエールも男爵就任の挨拶で王都を訪れた。マリエールは王都を訪れた事がないため、訪れた事ないところでも転移できるようにアンドロイドに転移陣を設置して貰った。アンドロイド4体を連れて王宮を訪れた。謁見の間で国王に会った。マリエールは、
「始めてお目にかかります。この度災害で領主を亡くしました。私以外の領主一族が全て亡くなりました。私は領主の三女で本来領主になる予定ではなかったのですが、他になり手がありませんでしたので領主になりました。本来なら国王陛下のご許可を得て男爵に就任するのでしょうけど大災害が有ってその復興を急ぐため、急遽国王陛下のご許可を得ず男爵に就任して領の復興に当たりました。幸い当面の復興が終わりましたので男爵就任のご許可を賜わりに参りました。」
事前に宰相の許可は得ている。問題ないはずだ。国王は、
「話しは聞いておる。気の毒だったな。家族を一度に亡くしたそうだな。本来未成年は領主には成れぬがその方しか居らぬと言うし立派に災害の復興をしたと聞く。男爵就任を認めよう。立派に男爵の務めを果たせ。今後の活躍を期待する。ところで男爵領は被害が大きかったと聞く。今の状況はどうか。」
国王陛下からの下問にマリエールは、
「現在、飢えに苦しむ領民はいません。衣食住は取り敢えず足りています。本格的な復興には時間がかかると思いますがこれをチャンスに計画的な領作りをしようと思っています。人口は半減しましたが領の復興は可能だと思います。よりよい領作りに邁進したいと思います。ご指導ご鞭撻よろしくお願いします。」
マリエールの男爵就任の国王への挨拶はこうして終わった。転移で領に戻った。
8体のアンドロイド達は常時依頼を受けて狩り貯めた魔獣の討伐証明を提出したり、一般の依頼を受けたり薬局や商店の商品を複製したり、食堂や居酒屋で働いたりした。発酵のための酵母も集めた。酵母はアイテムボックスに入れても死なない事が判った。酵母は何種類も集めた。長い時間アイテムボックスに入れておくと死ぬかも知れないと思って直ぐ取り出した。お酒や食材を作るため酵母を集めた。
アンドロイド達はCランク冒険者になった。護衛依頼を引き受けた。Cランク以上の女性の冒険者チー厶への依頼を受けた。依頼主は女性劇団の団長からの依頼だ。2チー厶への依頼だったので8人同時に受けた。
約束の時間に出掛けると既に劇団員は揃っていた。団長に挨拶すると直ぐに配置に付くように言われた。団員は18人だった。王都で有名な劇団で地方公演するのは珍しい。実際に舞台に立てない少女達の練習の場でもある。地方巡業ともいう。一ヶ月のロングランだ。
アンドロイド達は配置についた。出発の合図だ。馬車5台だ。先頭に3人最高尾2人、間は一人づつ配置された。
アンドロイド達は女性の劇団の移送の依頼を受けた。王都で有名な劇団だ。若手でまだ出演の経験の機会ない者の経験の場でもある。




