本体
今回から2話ほど使ってヘビーモス討伐をします
「アリシア、幻視は大本を消せばみんな消えるのか」
「分からぬ。幻視は母体をもとに数を増やす魔法だ。対処法も母体消失時のこともかかれていなかった。何分、使用者が居るかどうかすら怪しいほど貴重な魔法ゆえ」
「どのみち、本体と思われる個体を叩く以外に俺達に道はない。アリシア、そのヘビーモスのところに案内してくれ。早く手を打たないとまずい」
エルフの国を守る結界も飽和寸前だ。ヘビーモスの動きを早く止めないと結界が破られる
「カイウス殿、この個体だ。足が傷ついたこいつだ」
俺はヘビーモスの足の表皮にマチェーテを突き立てる
が、その瞬間、103号製のマチェーテは粉々に砕け散った
「やっぱりこうなるか....」
アリシアの発言からヘビーモスの表皮は103号鉄鋼ですら傷つけるのがやっとであるという考察を立てていた。リサに先に攻撃させなかったのもそのためだ
「ご主人様」
「カイウス殿」
「お前らは下がってろ」
「だが、カイウス殿を一人置いていくわけには...」
「さっき俺の剣が折れるのを見たろ、同じ素材でできているお前らの剣もああなるに決まっている。お前らの持ってる武器じゃ戦いにならないんだよ」
「でも、それじゃご主人様も同じだよ」
「リサ、俺の言ってることが分からないのか、下がれと言ったんだ」
今のリサ達に何を言っても聞いてくれそうにないので強硬手段を取ることにする
腰に下げている魔銃を持ち、ワープの魔法を込めてリサ達に打ち込む
移動先は世界樹の内部だ
「※※※」
最後にリサは何か言っていたが聞き取れなかった
リサ達が転移した先にはフィリアやルシなどのエルフたちが居た
「ルナさん?、カイウス様はどこに?カイウス様はご無事ですか」
「ごめんなさい、フィリアさん、ご主人様はまだ、ヘビーモスと戦っています」
「そんな...たった一人でですか」
「私たちに逃げろと言って転移の魔法を使ったんです」
「それでは...カイウス様はまだ...」
「はい、ヘビーモスと戦っています」
「!?」
ルナの答えにフィリアが部屋を飛び出していった
さて、戦える武器はこの銃しかない、だが、魔法は吸収されるという話だしな...
「まぁ、やってみるだけやってみるさ、これでダメなら次の方法を考えるさ」
自分に言い聞かせるように繰り返し、ヘビーモスに銃口を向ける
装填したのはコンビクション俺の使える魔法の中で一番威力が高い魔法だ
「消し飛べ!!」
13発のコンビクションをヘビーモスに連射する
全弾命中しヘビーモスは串刺しになる
体力を確認すると、ほんのわずかではあるが減っているのが分かった
そういえば、この銃から出る魔法って一般世界の魔法とは若干違うんだっけか
ヘビーモスに魔獣が有効なのが分かった、だが次の問題が発生する
ヘビーモスは威力軽減結界を張っているのだ
ヘビーモスの結界めがけマジックブレイクをありったけ打ち込む、同じ場所に打ち続け飽和させるためだ
100発以上打ち込む、ヘビーモスの結界が破れる
結界の崩壊を確認するとコンビクションを打ち込む
結界がある時よりもかなり威力があるようで、体力の減りも早い
だが、ヘビーモスもただやられ続けているわけではなく、火球を撃って来たり、格闘攻撃をしたりしてくる
生憎と図体がデカいため、脅威ではない
コンビクション乱射により体力は残り半分ほどだ
次回、ヘビーモスを討伐します




