エルフの国の襲撃
今回は戦闘の導入部分のみです
俺とフィリアが優雅にお茶を楽しんでいると、ルナたちが帰ってくる
「ご主人様、帰ったよ」
「皆お帰り」
3人の帰宅を確認したサーシャはルナとアリシアに紅茶を、リサには少し多めのお茶菓子を渡す
リサは紅茶が苦手らしいので、いつもお茶菓子だけを食べるのだ
いつもこうやってお茶を飲みながら、今日の出来事や今後の方針などを話し合っている
今日もいつもと同様話し合いが進む中、突然光の柱が現れ中からはボロボロで所々焼け焦げた服を着たルシが出てきた
「カイウス、殿、申し訳あり、ま、せん、国、が、攻められて、」
そこまで言うとルシは気絶してしまった
「フィリア、聞いたか」
「はい、国が攻められたと言っていました」
「救援の要請ということでいいのか?」
「はい、準備ができ次第すぐに向かいましょう」
「みんな、疲れているところ悪いけど、エルフの国が大変らしい、救援に行くから準備して」
俺の一声でみんなのスイッチが入る
10分弱で支度を整え、指輪を使いエルフの国に入った
「サフィ、どういうことだ、ルシから国が攻められていると聞いたぞ」
「はい、今は結界を破ろうとしている最中のようです。ですが、破られるのも時間の問題です」
「エルフの魔法ならば勝てるんじゃないのか」
「相手はおそらくヘビーモス、魔力、魔法を吸収し力に変える魔物です。エルフは武器の扱いは抜慣れでほぼすべて魔法による攻撃に頼り切っています、そのため、魔力を餌にするヘビーモス相手には分が悪いのです」
「なんでそんな化け物が、近くに居るんだ、俺も今まで見たことも聞いたこともないぞ」
「ヘビーモスは使役魔獣です」
「使役?」
「はい、召喚により生み出されます。つまり、何者かが意図的にこの場所でヘビーモスを召喚したということです」
「数は分かるか」
「数は8です。この国を囲うように存在しています。です」
「8なら余裕だ、フィリア、みんなを連れ安全な場所へ、ルシも頼む」
「カイウス様、もしかして...」
「そものもしかしてだ。ヘビーモスとやらは俺がやる」
「無茶です、いくらカイウス様でも伝説の生き物であるヘビーモスを倒すなんて、一緒に逃げましょう。です」
「嫌だね、ここはフィリアの故郷だ、もう俺の身内の故郷が消えるのは見たくないんだわ」
俺が一人で行こうとすると、みんなが俺の進路をふさぐ
「何の真似だ」
「ご主人様一人では行かせない」
「私たちも一緒に行きます」
「カイウス殿、戦うというのならば、私も行こう」
「私だってお姉さまと同じように戦います」
「カイウス様、私にできることをさせてください」
「お前たち、命の危険があるんだぞ、連れてはいけない」
「それならなおのことご主人様一人ではダメ」
どうやらみんなリサと同じ意見のようだ
「分かった、でも、絶対に無理はするなよ、良いな。特にルナとフィリア、魔法職では分が悪い、支援に徹してくれ」
簡単なブリーフィングを行い、結界の外へでる
そこにはゴ〇ラとナ〇シカに出てくる巨人兵を足して二で割ったような生き物が8匹見える
「さて、モンスター狩りと行きますか、みんなは怪我をしないようにしてくれよ
俺はそう言ってマチェーテを抜くと、リサとタイミングを合わせ目の前のヘビーモスに切りかかった
次回、ヘビーモスと戦います




