3人目の奴隷アリシア
今回で本日投稿分は最後です
もしかすると日付変更前に少し投稿するかも知れません
ホーデンからルビトーへは歩いて3日かからないくらいの距離だ。
ルビトーはカルムという貴族の治める領地だ
カルム領は領都カールとルビトーからなる小さな国だ。
恐らくだが、ホーデンもカルムが吸収するだろうと予想している。
「まずは縄をほどかなきゃね」
アリシアのを縛る縄を切り自由にする
「名前はアリシアであってるよね」
「そうだ、私の名はアリシア、アリシアラーテだ、最もそのラーテの一族も私で最後だがな」
アリシアがうつむく
「いくつか質問させてもらう。固有魔法は何かな」
「私の固有魔法は風と聖属性だ。もっとも聖属性のほうは先天性のものではなくギフトオーブで付与されたのだがな」
「次に扱いなれた武器はあるかい」
「私は姫騎士だった、剣の扱いならだれにも負けない」
「付きたい職業はあるかい」
「聖騎士というものにあこがれている。だからこそ聖属性のギフトオーブを探し求めたのだ」
「今日から君は俺たちと一緒に迷宮で探索をしたりしてもらうよ」
「騎士として、迷宮で囮となり死ぬのが最後とは...」
アリシアは盛大な勘違いをしているようだ
「アリシア、君を囮や壁として扱うつもりはないし、君自身を奴隷として扱うつもりもない。ただ、王族としての扱いはできないから諦めてくれ」
「待ってくれ、こんな竜素材をふんだんに使った質のよい防具で固めたパーティーに買われて囮ではない?。主殿申し訳ないが、嘘ならもっとましな嘘をついてくれ」
「何を言ってるかは分からんが、コツらも一応俺の奴隷だぞ」
「初めまして、私はルナと言います。ご主人様の1番奴隷です」
「私はリサ、ルナと同じご主人様の1番奴隷」
「私はサーシャです、ご主人様の2番奴隷です」
皆頭だけ防具を外し、首輪をアリシアに見せる。
「最後に、俺がカイウス。しがない冒険者だよ。本当は世界を観光したかったんだけど、皆を養うためには迷宮に行くしかなくってね」
「本物の隷属の首輪だ、ということはみんなカイウス殿の奴隷なのか」
「だから、そうだって言ってるじゃん」
「こんないい装備を与えらる奴隷が居たとは...」
「ご主人様は私たちのことを大切にしてくださいます、だから、アリシアも自分を卑下しないで。自分を卑下することはご主人様が一番嫌うことだから」
「心得た、カイウス殿先の無礼を詫びよう。申し訳なかった」
「まぁ、アリシアも納得したことだし、アリシアに装備を渡さなくちゃね」
「私はこの装備で問題ないぞ」
「その刃こぼれした剣で戦うつもりかな?」
「そ、それは...」
「生憎と剣っていえばこれしかないんだけど」
アリスタの迷宮で拾ったラーガの宝剣をアリシアに渡す
「こ、これは宝剣ラーガレプリカではない本物の剣だ。どうしてカイウス殿がこれを」
どうやらラーガの宝剣はラーテの家に伝わる家宝らしい。
しかしある時、戦争の賠償としてどこかへ売られ行方がわからなくなった。
そこで精巧に作ったレプリカを飾り紛失したことを隠していたらしい。
「なら、その剣はアリシアにあげるよ。もともとアリシアの家のものみたいだし」
アリシアは拒否しようとしたので
「もう2度と無くさない、手放したりしないと約束してくれるなら持っててもいいよ」
と言って強引に受け取らせた。
近いうちにアリシア用の防具も作ってあげることにしよう。
そう思いながら、ルビトーへの道を歩いた
3連休ということもあってか、多くの方にブックマークしていただき、多くの方に読んでいただいているようでとてもうれしいです。
これからも楽しんで読んでもらえるような内容にしていこうと思っておりますのでよろしくお願いします




