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修羅を求めてまではいない。

お久しぶりです。

書きためました。

パスワード忘れたかと思いました。

忘れたのはIDでした。

連投1/2

 邪神の知識と魔神の知識が大分増えた。

 どこかで確認タイムとるか。



 そんなこんなで12月。この地域はそんなに寒くないみたいで、雪が降らない。

 いやまぁ降るような地域にこんな都市全体を覆うドームとか作れない気がするけども。

 そんなことを思いながら何事もないホテルの外の景色を眺める。もうすっかり背景は見慣れてる。見慣れないのは魔龍のほう。いろんなやつがいるもんで。

「平和だねぇ~」

 そうか?いや、今ここは平和か。とりあえず丸くなってるメンマちゃんのそばで突っ伏す。

「今だけだよ~」

 そもそも、異変が起きているとは聞いているんですよね、これが。

「お二人ともだらけきってますね。カカ様、ご飯持ってきたから降りてください」

 おっと、すぐ起き上がらなくてはならないらしい。

 ところで結構今更なんだけど、なんでメンマちゃんはテーブル類の上で寝るんですかね?

「はいはーい」

 とりあえず昼食をとりながら、まぁ何もない一日な訳もなく。相変わらずちょっとしたハプニングが今日も……

(壊れたぁー!?)

 は?

(やばい、非戦闘員の本拠地吹っ飛んだ)

 ちょっとしたってレベルじゃなーい!

(「どゆこと!?」)

(聞いただけだからまだ何もわかってない、メンマちゃんに場所とか聞いときな)

 そういえば最近、メンマちゃんは私がムラナやお兄ちゃんと会話してる内容を悟っている気がする。

 じーっと見られている。

「オッケー、ムラナ。ねね、みんなが隠してる人たちの方で何か起こったらしいんだけど」

「……んぁ~、うん。連れていくよ、というか後生なのでついてきてくださいお願いします」

「うん」

(「話し終わりましたよ~」)

(聞いてたけど話はえーよ)

 本当に食べながらこのやりとりしただけである。

 中身なし。

「いやぁ……まさか特定されたのかねぇ」

「カカ様、正直それはないかと」

 ないというならないんだろうなぁ、って感じ。

「ふぅん」

「いや、シャリアちゃんが驚かないのは不思議すぎ」

「多分ここを特定するために、すぐは攻撃しないし攻撃するならこっちが先、ってことでしょ?」

「はい、その通りです。加えて今ならフォルダー氏の魔神狩りを阻止する方が優先です」

 こことつながりがあることは大分驚きだけども。

 魔龍も多いしつながりは広いのかもね。

「これら3箇所のうち、唯一特定の場所である必要もない以上は、中途半端に攻撃しても逃げられるだけですし」

「おまえにしては頭いいな?」

「もちろん、受け売りですとも」

 ………。どう反応しようか。

 無視でいいや。

「で、じゃあほかの原因ってありそう?」

「大ありね、封印している魔力の神の司祭がなんか動いちゃったんでしょ」

「えぇ……」

 なんか嫌なワード出てきたんですけど。

「魔力の神の眷属にも用があってね。でもすぐ済ませられないし捕獲中。ま、再封印は任せるとして、余波をなんとかしないとかな。一緒に暴れよう!」

「うん!」

 二つ返事で大丈夫かは不安だけど、なんとかしないとやばそうな気がするのでした。

「で、いつ出ればいいんですかね?」

「書き置きしてすぐ行こう?あの人めんどくさそうだし」

 デックはめんどくさい。なんか肝心なときにはなかなか来ないからそういう扱いが共通になってしまったのである。残念でしたー。

「じゃあ、私の場所から出よう。時空の銀光よ、心を没す理の門前にて、我ら憩う」

「およ?」

 妙な魔法とともに、私たちは出発した。


 そこが、また違う雰囲気の扉の前だった。

 奥からは銀色の光が不規則に漏れ出ている。

 これが不気味なことに、床を見れば光は普通に出ているような形である。時空の魔力のことを考えると、空間か時間か、どっちかが滅茶苦茶になっているんだろうね。

「やっぱここからだと近そうだね」

「さて、鍛えた力を活かすときです、ご笑覧あれ、カカ様」

「はいはい」

 メンマちゃんとノイド君の親子会話。なーんか適当。

「真面目に覚悟しといて、久しぶりの戦闘だから。私も全力を出すよ」

「うん。下手に巻き込まれると私はやばそ………」

 なんでだろう。目的地は外で、逆だとはわかるのに。

 すごく、この扉の先が気になる。開けてみたい。見てみたい。知りたい。行きたい。逝きたい。往こう………

「ふぁぇっ!?今の感覚なに!?」

 これやばいやつだったりする?

「おっと、この扉だったか。ごめんごめん」

 この扉は、前に聞いているあれと同じなのだろう。

「魂の生まれる場所、だっけ。私はここから生まれたんだ」

「そうみたい。行こうか、その先を見るのはやめた方がいいはずだよ」

「うん」

 さて、外に歩き出す、のはいいんだけど。ここって結構深いんじゃないか?

 後、今更疑問なんだけど。

「名前からするにさ、場所間違えてない?」

「うんにゃ?精心の門はあの時空の門の裏にあるんだよ」

 なるほど。

「私は裏を意識するの無理そうかな」

「多分そうだね」

(「お兄ちゃんはどう?」)

(「なんかあるっぽいのは分かる。それ以上は直接見ないと無理だな」)

 お兄ちゃんが表にいるときしか無理そう。でも今主導権を私が一方的に持ってるからそれやっても無理かもね。つい表出て向かう可能性。

 というかでかすぎて気づかなかったけど、裏ってことはこれ壁についてるでもない扉なの?普通それ開けても回り込んだ向こうが見えるだけなんですけど。

 変なの。明らかに魔法が絡んでるものだからその程度普通かもだけどさ。

「ちなみにここを管理しているのが邪神の代表格、創造の神だね。だからここから出入りするのです」

「……それも受け売り?」

「はい、もちろんです」

 うーん、この人はいつも通り。



 地上に出ると、なんかやばいのが見える。

「すっごい結界張るね…」

 でかすぎ。私だとこれを張るのは辛いかも。

「何十人がかりなのやらね」

 おっと、一人でやる前提で考えてしまった。

 周りは山が多いからか、奥であるここはあまり見えないだろうけど。とは言っても、さすがに規模がでかすぎる。

「奴らに突っ込んで捕獲する、前に……シャリアちゃん、どうせ奴らの主が動いたら詰むから隠さなくていいよ」

「うん!やるよ!」

 さて、戦闘開始。

 結界の中に立ち入ると、そこで暴れているのは人ならざる動きをしているピエロ風の服装の……なんだこれ?撮影してる?取材用とかの印象あるでっかいカメラ担いでる人と、吊り下げる感じのマイク持ってる人。

「なんだこれ、ふざけてるの?」

「悪趣味な真似をしているようですね。あれ、犠牲者ですよ」

 あ~……え~…………?

 人だとしたら骨とかいかれきってるけどあの奇怪な動き。

 実際骨とかそんなの気にせず滅茶苦茶に操り人形にしてるのかな。確かに趣味悪いわ。

「本体を探せって?」

「こいつらどうする?打つ手私はないんだけど」

「私が片っ端からなんとかする。無事な人を集めればそれなりにわかりやすくならないかな?」

「んーそれは望み薄だけど、やるだけやってみよっか。よろしく!」

 ほいっと。無理矢理縁を断ち切るだけで、あとは普通の治療。とはいえ負傷の酷さは生半可なものじゃない。

 よし、できた……けど。

「ぁ」

「あ、あ、う……」

 二人の少女はまともに言葉を発することもできていない。

 心が死んでいそうな感じ。その目が全てを混ぜ込んだような、おぞましい黒色なのが、その印象を強める。

 と、ここではっとなにかに思い至ったらしい吐息を漏らすメンマちゃん。

「シャリアちゃん、犠牲者片っ端から連れてくるからどっかで防衛お願い」

「任せて」

 どうも分からないが、今すぐ理解しなくてもいいか。終わったら聞こう。

「ちなみに司祭とやらは一人?」

「そうだよ」

 さて、戦闘開始。



 第一陣との戦闘を混沌の魔法ぶっぱで終了したところで、不幸中の幸いといえそうなことに気がついた。

 一度の被弾でそれなりに悲惨なことになることはわかったが、最初のやつほどではないということだ。

「これあれだな、本体から直接攻撃されないとああはならねぇかもな」

「ですね、そうでないと現状の被害の浅さが奇妙です」

 と話しているうちに治療が終わった。

「のっけから人が多くて動きづらいが、うん、なんとかするか」

 とりあえず鎖の安全性は確かめたいな…。

「はいこちら」

「カカ様、はやすぎるよ」

 というわけでさらに二人増えました。

 これずっと人増やしながら移動するのか…?正気?

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