見知らぬ人物と見知らぬ部屋
「―――――――――――っ!?」
目覚めたそこは記憶にない建物の中。
フカフカした柔らかい掛け布団とけ」敷き布団に体がつつまれている。
布団というものに体が慣れていないため若干の違和感を感じろものの寝心地はとてもいい。
―――――――――なんて悠長なことを考えている場合ではなかった。
今最優先すべきことはこの不可解な現状の理解、解決に他ならない。
バッと布団から跳ね起き、ひんやりとする床に両足同時に着地する。
グルッと自分のいる部屋を見渡す。
大きな窓から入る日差しが眩しい。
つい先程まで自分が寝ていた布団は入口から見て右側手前。
木組みによって布団が浮いているが、これが「べっど」というものだろうか。
それが隣にあと2つ、合計して3つ並んでいる。
べっどの足側には大きな収納。
開けてみようかと思ったが、押しても横に引いても動かなかったため、とりあえずパス。
べっどにしても収納にしても、一般的にみればごくごく当たり前の家具達だろうが、自分にとっては目新しいもの、あるいは久々に間近で見るもの。
様々なものに顔を近づけては首を傾げてみたり、手で触ってみたり………
などなど家具いじりに没頭していたため、入り口のドアが開いたことに気がつかなかった。
「元気そうでなによりだわ。おはよう」
突然投げかけられた声に驚き、間近で観察していたべっどの木組みに勢いよく頭をぶつける。
その反応速度は凄まじく、あいつが最初の2音ほどを発する前には額に激痛が走っていた。
そのため、後に続いた言葉は聞こえていない。
右手を額に触れて流血を確認する。
右手の色は変わらない。
セーフ。
………と、1人安堵している間に歩み寄ってくるあいつに気づき、とっさに後ろへ退く。
「ほんとに問題なさそうね。安心したわ」
「お……お前はだれだ!?ここは……どこだ!?」
「さあ、2人とも下にいるわ。いっしょに行きましょうか」
「聞けよお!!」
必死の叫びは見事に受け流され、角に追い詰められたオレは手首を掴まれ、抵抗虚しくそのまま階下へ連れていかれた。
こんばんは!イロハです!
あるいはおはようございますこんにちは!
今回は少々短めのお話です。
理由は簡単、キリを付(以下略)
季節的にイネの花粉が飛び散る季節ですねー。
作者はなかなかの花粉症なので毎年恒例
くしゃみ祭りが開催されております。
ついでにお目目も真っ赤っかでございます。
辛いです、助けてくださいな。
そんな訳でこの後書きを書いている最中にも
1発くしゃみをかましましたと需要皆無の
情報を落としたところで終わります!
また次回よろしくお願いします!
【次回投稿予定日は 9月14日 です】




