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魔王さま〇〇END  作者: 朱味三(天墨 咲久楽)
テトラレオン
223/226

テトラキャッチ

 ガバッと吾輩に飛びついたチーターが、吾輩の首筋を舐める。一瞬終わったかと思ったが.......。このレモンのような爽やかな香りはスターと同じ。さては?人型が猫型になった珍獣事件ということなのだろうか?


 周囲の猫たちも、吾輩が最後に見た猫たちと一緒だ。バケツを被った猫、ヤカンを被った猫、パレットを背負った猫。地球産猫とは違った特徴をそなえ、微かな鉄の香りがする。これらの特徴からして、人界の機械人だろうか。


 あまり身軽ではないはずの機械人の猫が、宿の棚の上にひょいっと跳び乗った。ふむ、どう見ても機動力が上がっている。内在世界全体の力、その底上げかもしれぬ。もしもこの推理が当たっていたのなら、吾輩は答えを当てそうだったから意識を失っていたのか?いや、考えすぎか......。

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