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転生したら子猫だった  作者: こっちのあっきー


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紡がれる未来と、至高のドヤ顔にゃ!

「シロ……! 生まれてくる俺たちの子どものために、そんな素晴らしいものを何ヶ月も前から用意してくれていたのか……っ!」


 レオは感動のあまりその場に崩れ落ち、涙を流してキラのフワフワな白い体を抱きしめた。ニナもまた、さきほどの恐怖などどこへやら、キラの深い愛情と、お腹の子への贈り物に胸を打たれてボロボロと嬉し涙を流した。

「私……虫さんたちの集合体にはどうしても慣れないけれど、この子たちが紡ぐ糸の優しさは、私の心にもちゃんと届いているわ。ありがとう、シロ」


「素晴らしい……! 猫豆だけでなく、こんな夢のような素材まで見つけてくれるとは、さすが総大将……! わかりました、この町長、命に代えても我が国の総力を挙げ、最高級の産着を仕立ててみせましょう!」


 町長は激しい気合と共に深く平伏し、すぐに町の一流の織物職人たちを召集するためにトコトコと走り出していった。

 すべてはキラの、愛する家族とこの村を守るための温かな戦略。子供のための最高の衣服を確保しつつ、国に「絹織物」という新たな文化を根付かせた瞬間だった。


 夕暮れ時、ポカポカの広場に戻った一同。

 レオとニナに代わる代わる抱きしめられ、頬ずりをされるキラの隣で、りなはこれ以上ないほどの「至高のドヤ顔」を浮かべて、小さな胸を張っていた。

「みゃう! お兄ちゃんは、お洋服のことまで世界一なんですの!」


 キラは照れくさそうに髭を揺らしながらも、腕の中の愛おしいりなを優しい前足で包み込み、これ以上ないほどの「ニッコニコの笑顔」を浮かべて、幸せいっぱいに目を細めるのだった。


 大豆、魚、住居、そして衣服へ。

 猫の国の『繁栄』は、小さな命の誕生に向けて、さらなる黄金の未来へと紡がれていく――。


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