76 竜の巫女12
んっ 盗賊かな……
戦っているのか
まだ始まったばかりのようだが……
う~ん
襲われているのは騎士のようだ
ティアが俺の横に来て
「どうするの 戦うの」
と言ってきたが 俺は興味ないんだよね
「いや 距離を開けて このまま進もう」
「でも 襲われているのは 騎士だよ
たぶん パンセの街の騎士だと思うよ」
「へぇ~ 盗賊退治に来て 返り討ちに合っているのかな」
盗賊の数は200人前後 騎士の数は50人前後
馬車を守りながら戦っている
まだ始まったばかりなので
今の内に 逃げれば問題ないだろう
「助けた方がいいんじゃないかなぁ」
「盗賊を倒すのは 騎士の役目だよ ティア達はそんな危険なことはしなくていいんだよ」
「う~ん そうなの みんなには このまま進むって言ってくるよ」
その時 ちゃちゃが 馬車の方を指差した
んっ 俺としたことが
さすが ちゃちゃだね
俺は弓と矢を取り出し 3人に渡し
走って馬車の方へ
「魔那よ 我に力を」
「連石弾」
俺は盗賊を倒しながら進む
後ろからは ちゃちゃ ばにら ちょこが
弓で矢を放ち 盗賊達を次々に倒していく
「飛翔」
俺はジャンプを繰り返しながら馬車の方へ
そのついでに
「土塊雨」
上から岩を落とす
ちゃちゃが指差して教えてくれた騎士の元に着き
「大丈夫ですか おおっと 巨大盾
連石弾 助けに来ました 後は任せてください」
「助力感謝します しかし 魔法使い殿
敵の数が多い このままでは 全滅する
お嬢様だけでも 助けたい どうか 助力を」
お嬢様か う~ん 可愛いのかな
この子は必ず守るけどね
とても凛々しい騎士 鑑定すると
アディール 23歳 レベル68
腰まである長い髪 髪の色は金髪
瞳は翡翠のように美しい
黒い鎧に金色の模様 腰には剣があるが
槍で戦っている とても可愛い騎士だ
仕方ない とりあえず 確認するか
俺は石を投げてアディールの援護をしながら
馬車に飛び乗り 扉を開けた
おおっ
「助けに来ました もう大丈夫ですよ
さあ 早く 俺に掴まって」
馬車に乗っていた お嬢様と呼ばれていた女性を
鑑定すると
フローラ 15歳 レベル12
琥珀色の髪に瞳 ショートボブ とても可愛い
「あなたは」
「怪しい者ではありませんよ 時間がありません
フローラ 急いで アディールも助けないと」
「お お願いします」
俺はフローラを抱き抱えて 外に
そして
「飛翔」
アディールの側までジャンプだ
「なっ お嬢様 こんな危険な所に」
「心配いらないよ 後は 俺が 俺達がやる
フローラはアディールに抱きついて動かないように
絶対にね
結界魔法 聖護壁」
俺は鉄で出来た大きなドームを出した
その鉄のドームに幻影の光を纏わせている
「騎士はここから離れろ 後は 俺がやる」
そして いつもの
「土人形召喚」
騎士達は逃げるように その場を離れていった
俺は巨大なゴーレムの動きに合わせて
岩を投げたり 朱殷の杖で殴りつけて
盗賊達を次々に倒していく
ちゃちゃ達の援護もあり
盗賊達は次々に減っていく
盗賊達の残りが50人くらいになると
盗賊達は一斉に逃げ出し始める
しかし ちゃちゃ ばにら ちょこが後を追い
盗賊の後ろから 飛苦無を投げつけて倒していく
あ~ 1人も逃げられないだろうな~
よいしょっと
俺は結界魔法を持ち上げて消す
「終わりましたよ アディールは これを飲んで」
俺はアディールにB級ポーションを渡した
「私より仲間の騎士に」
う~ん 男だけか……
「まだ ポーションはあるから それは
アディールが飲んでね 回復してから
仲間の元にポーションを届けるといいよ」
アディールは微笑み
「ありがとうございます」
そして ポーションを飲んだ
「はい これ とりあえず50個あるから
仲間に飲ませてあげるといいよ」
俺は男達用のD級ポーションを渡した
なぜか えっ って顔してたけどD級ポーションは
下級ポーションだけど5万エンもするんだよ
アディールは すぐに走って 仲間のの元へ
怪我人を集めるように指示を出している
「助けて頂いてありがとうございます
私はフローラといいます」
「フローラ 俺は旅の冒険者 よろしくね
盗賊達を回収して来るから 話は後でね」
俺はそう言って盗賊達を回収していった
馬車の回りは雑魚ばかりで気にならなかったが
逃げたして ちゃちゃ達に倒された盗賊達は
いい装備に お金を沢山持っていた
それにしても 高級そうな服だな まるで……
まあ いいか
「ちゃちゃ ばにら ちょこ 怪我はない」
3人とも コクりと頷く
まあ 弓で遠距離から攻撃して 後は逃げる盗賊達の後ろから 飛苦無の攻撃だったからね
ティア達も問題なかったので フローラの所へ
「どうでした」
俺が聞くと アディールが
「助かりました あれだけの盗賊相手に
死亡者が3人だけ
後はほとんどの人がポーションで回復しました
しかし……
2名は重傷で 私がポーションを飲まなければ…」
う~ん そうな悲しそうな顔をされると……
「アディール これを飲ませるといいよ」
B級ポーションを2個取り出し アディールに渡すと アディールは驚いた顔をした後 すぐに笑顔に
「あ ありがとうございます」
うん 笑顔の方がいいよね
「冒険者様 ありがとうございます 助けて頂いてお礼はもちろんですが ポーション代は私が」
「大丈夫ですよ あれくらい」
「しかし B級ポーションは1個で50万も
D級ポーションも沢山頂いて」
「フローラとアディールの笑顔が見れたなら安い物だよ」
「ふっふっ 私の笑顔でよければ いくらでも」
可愛い 沢山頂きたいよ
俺がフローラを抱きしめると
フローラは にっこり微笑み
ふっふっ と笑う
しかし すぐにアディールが来て
引き離されてしまう
フローラがお礼中ですよっと 微笑むと
だめです お礼は他のことで
私に出来ることなら何でも
とアディールが言ったので
俺はアディールを抱きしめて
キスを
アディールは真っ赤な顔をして
何を って
えっ ダメだったと言うと
フローラが笑いながら
じゃあ 私が と言って
俺にキスを
アディールは真っ赤な顔をしながら
私がしますと
俺にキスを
騎士達は俺達の回りに集まり 呆然と見ていた
フローラはクスクスと笑い
アディールは真っ赤な顔をしながら
仲間にお礼なので仕方ないだろと
俺が嫌だったのと聞くと
更に顔を真っ赤にして
首を横に振る
俺はアディールを抱きしめキスを
じゃあ 私も と
フローラとキスを
笑顔いっぱいで可愛いフローラ
顔を真っ赤にして可愛いアディール
百英雄と共に旅する2人の女性の物語が始まる
今日はここまでにします
今週は竜の巫女の話の終わりまでの予定
でしたが……
無理かも
予定は未定です
計画性がなくてすみません
読んでくれた人ありがとうございます
ブクマ 点数をつけてくれた人
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