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異世界転生 魔法の使えない最強の魔法使い  作者: あつし
1章 仲間を求めて 仲間と共に
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67 竜の巫女03



「おはよう」


「ふぁ~ぁ おはよう ハイリー」


「ふっふっ 結局 朝になったね」


「ハイリーが可愛いからだよ」


「ありがとう それより あの子 不安なんじゃ」


「大丈夫だよ 3人がいるから」


「そうね 3人は しっかりしてるもんね」


「も だけどね」


「ふっふっ」



テントを出ると ちゃちゃ達は4人で食事をしていた


ミーユは痩せすぎではあるが とても可愛い

沢山食べて もう少しふっくらすれば……


「いてててて」


ハイリーが俺の頬っぺたをつねってきた


「何 見とれているのよ」


「違うよ ハイリーも見たら 分かるだろ

痩せすぎているミーユを見たら 大変な状況だって」


「はぁ そういうことにしてあげる 最後に約束して 絶対に無理はしないって いなくならないって 会えなくなるなんて絶対に嫌だからね」


「それは 大丈夫だよ また 会えるよ

必ず ハイリーに会いに行くよ

俺は誰よりも 逃げ足が速いからね

魔王からだって 逃げ切ってみせるよ」


「ふっふっ じゃあね」


俺はハイリーを抱きしめ


キスを



俺はハイリーが見えなくなるまで 手を振り続けた


「ミーユ 待たせたね それじゃあ 村まで案内してもらえるかな」


「本当にいいんですか 何から何まで

村には何もお返し出来る物なんてないんですよ」


「心配いらないよ さあ 俺の背中に乗って

急いで村まで行くからね」


ミーユが頑なに自分で走るって言ってきたので

俺は抱っこして 村まで走ることにした


ミーユの住む村までは歩いて3日みたいなので

俺達なら 1日もかからないだろう



移動中に話を聞くと

農作物がここ数年に渡って まったく育たなくなってしまったそうだ

周りの村も同様で 一番大きかった ミーユが住む村を頼って 他の村の人達も集まって来たが 限界をむかえてしまったそうだ


村人全員で考え 出した答えは

2つ 生き残るには


村の女性を奴隷として売り 農業を続けるか


農業を止めて 村の近くにある オークの住む森で狩りをするかだそうだ


近くの森で一番強い魔物はオーク

出る魔物はオーク ゴブリン 兎の魔物 スライム

村の男達が装備を整えて 

冒険者にレベル10まで鍛えてもらえば

後は自分達で生活出来るようになると考えているようだ



う~ん


無理だよね


……


男を鍛える趣味は無いからな~


どうしよう とりあえず 行って状況を確認するか


いや 食料がないなら……




5時間くらい走ると村が見えてきた

すぐ 横には森が見える


「ミーユ あれが オークが住む森」


「はい そうです」


「ストォーーープ」


俺は立ち止まり ミーユを降ろした


「俺とちゃちゃは寄り道していくから

ばにらとちょこは ミーユの護衛頼むね」


ばにらとちょこはコクりと頷いた






「ちゃちゃ 雑魚しかいないみたいだから どんどん 行くよ」


ちゃちゃはコクりと頷き 俺と同じく 両手に石を取り出した






俺達が村に着くと

ばにら ちょこ

そして ミーユと知らないお爺さんと20人くらいの働き盛りの男達が待っていた


「お待たせ」


ばにらとちょこはすぐに抱きついてきた

ちゃちゃも真似して後ろから抱きついてきた

俺が3人を抱きしめて キスをしていると


お爺さんが前に出てきて


「よ よろしいでしょうか」


俺が気にせずに ちゃちゃとキスをしていると


ミーユが横に来て 小声で


「村長です」


と教えてくれた

それを聞いていた村長が話始めた


「はじめまして 私はこの村で村長をしています

狩りを教えてくださる冒険者様でよろしいでしょうか」


「まあ 状況を確認してからね」


村長が申し訳なさそうに


「言いにくいことなのですが……あの……今から ここにいる男達と一緒に狩りに行ってくださらないでしょうか」


と言ってきた

俺は即答で もちろん


「無理」


「そこを何とか」


「う~ん 無理だね もう日も暮れるだろうしね」


村長が下を向き 男達は俺を睨んできた

ミーユが俺の前に来て 頭を下げてきた


「村には食べ物がもう何も無いの お願いします」


「だろうね え~と オークや兎の魔物を解体したり 料理出来る人はいるの」


「はい 何人もいます 今までも冒険者が森で狩ってきた魔物を解体して料理してました」


「よかった 森の見学ついでに 少しだけ狩ってきたから 村のどこに運んだらいいのか 教えてよ」


ミーユの顔はまだ暗い そして 言いにくそうに


「村と言っても 他の村からも 沢山集まって来ていて 人数が多いの」


んっ それ聞いてたけど……

ああ そうか 俺のレベルでアイテムボックスに入る魔物の大きさを予想したのかな

ミーユは 俺が大きなテントやベットを収納しているところを見ていたはずだけど……

それとも あれかな ミーユ達と別れてからの時間が短かったから あまり狩りをして無いって思っているのかな


「大丈夫だよ 案内して そして すぐに 解体できる人と料理出来る人を沢山集めて」


「えっ」


「ほらっ 急いで」


「は はい」


ミーユは走って行ったが 男達は何か言いたそうに俺を睨んでいる


う~ん 男と話すのは 面倒だよね


俺は走って ミーユの後を追った

後ろで何か叫んでいたが無視だ

……



「ここに お願いします」


ミーユが普通のテーブルを指差した

まあ 俺のレベルは26に見えるから

普通に考えて 俺のアイテムボックスの大きさを26㎝の立方体が52個が最大と思っているんだろうね

冒険者に必要な物を沢山アイテムボックスに収納していると考えると

空きの場所に収納できる 肉の入る量は そんなに多くはないと考えるのが普通か

仕方ないので 広場に オークと兎の魔物を次々に出していった

集まっていた人達はめちゃめちゃ驚いていたよ

そして歓喜の声が

お腹空いていたんだろう

可愛い女の子には沢山食べて欲しいよね


オークが52匹 兎の魔物が3匹

ゴブリンとスライムは食べれないので 出さなくていいだろう


「ミーユ 全て食べてもいいし 保存食を作ってもいいからね」


「これ 全てですか」


「もちろん さあ 急がないと みんな お腹空かせて 待っているよ」


「はい」


ミーユはようやく笑顔になってくれたよ

やっぱり 女の子は笑顔がいいよね


解体と料理する人 合わせて3人しか いなかったが

広場の魔物を見た人達が 呼びに行ったのか ぞろぞろと人数が増えてきた



村長が俺のところに来て 頭を下げてきた

これで 村が救われると


オークの重さは100キロ前後

取れる肉の量は38%くらいだったかな


俺は解体と料理している人以外を集めてもらうことにした

俺が狩りを教える人を選ぶから村人全員をここに集めるようにと 村長とミーユに指示を出した


村長が 村の入口に集まっていた男達30人に狩りを教えて欲しいと言って来たが もちろん断ったよ

狩りとは命がけなんだ 相手は魔物だからね

しっかり 俺が人選する必要があると言ってね


集まった人数は3000人前後

多いね 近くの村からも集まってきているみたいだけど


「じゃあ 俺が指差した人は ミーユの所に集まってくださいね とりあえず 6人パーティーを2組の12人くらいかな」


俺は歩きながら 指差していく


おおっ きみ


う~ん キープ


きみ きみもいいね



俺は全員を見て回り 11人を集めた

これで ミーユを入れて12人


「村長 この12人に決めました」


「あの 基準は……」


「もちろん 才能がある12人を選びましたよ」


村長が俺から目線を逸らしながら

小声で


「もし 女性を買いたいなら 売ることも考えていますが」


あれっ


「狩りを教える話をしているんですよ」


「でも 全員 若い女性ですよね あなたの その 好みの」


失礼な まあ その通りだけど


「才能を見て 判断したんですよ」


「もし その 命を落としますと……

村を救うために

1人5百万エンで買って貰うのかを

商人様と相談しているところでして……」


「それにしても 安いですね 12人で6千万ですね

村長に6千万エンを預けるので

万が一の時は そこから取って下さいね」


「えっ よろしいのでしょうか こんなに」


「いや 預けるだけですよ 万が一なんて 起こしませんし 彼女達が狩りが出来るようになったら 返金してくださいね」


「はい もちろんです それなら あの」


「まだ 何か」


「その 先程も話ましたが 商人様に買って頂こうと決めていた女性が10人いまして」


俺は即答で


「今すぐ ここへ 村の未来がかかっています

村にいる若い女性は1人残らず ここへ」


「わかりました」


まったく 村のピンチなのかも知れないけど 女性を売るなんて

……



しばらく待っていると


おおっ 可愛い


10人の可愛い女性と顔を隠している赤髪の女性が


10人とも可愛い……


う~ん じゃあ


「この6人も才能がありそうなので 狩りを教えることにするよ で 顔を隠している女性は」


「こちらは 竜の巫女様です」


あっ そういえば ミーユが何か言ってたよね


「顔を見せてもらえるかな」


女性が顔を隠していた帽子を取ると


か 可愛い


赤髪の可愛い女の子


鑑定すると ティア 15歳 レベル1


この可愛いさは巫女に間違いない


巫女服を着て欲しい


ティアは俺を見て 微笑んだ


一瞬で


俺は恋に落ちた




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