68 竜の巫女04
「ティアです」
竜の巫女と言われている女の子が
にっこり 微笑んだ
おおっ 可愛い
「詳しい話を聞きたい 2人で話出来るかな」
ティアが俺に近くに来て
「いいですよ」
と言って また 微笑んだ
すぐに ……
いや その前に
「村長 狩りのメンバーは7人追加で 3千5百万渡しておきますね」
「ありがとうございます しかし 竜の巫女様は」
「大事な話があるんですよ 2人だけでね」
「竜の巫女様 よろしいでしょうか」
村長がティアに聞くと
「大丈夫ですよ この方は信用出来ると思いますよ」
「それでしたら 私の家をお使いください」
村長が言ってくれたけど
「う~ん 大丈夫ですよ 俺のテントで話ましょう
それから 18人は明日の朝から狩りに出掛けるからね 遅れずにテントの前に集合してくださいね」
「はい」
ミーユ達 18人は声を揃えて返事をした
食事を早くしたいだろうから 話はこれでいいだろう
俺は村の外に大きなテントを2つ
そして 回りには陣幕を出した
俺達はティアと一緒に4人で食事をすることにした
俺は肉料理や魚料理等沢山出して
ゆっくり 食事を楽しんだ
ティアは最初は驚いていたけど
俺がこれからは毎日 皆 これくらいは
食べれるようになるよって言うと
夢中で食べ始めた
「ティア 中で2人で話そうか」
「はい いいですよ」
俺はテントの中で2人で話すことにした
で 竜の巫女って言うのは
予言書を知っていますか
ああ 少しだけなら 知ってるよ
それが これです
ティアは鞄の中から絵本のような予言書を出した
で その内容は
私が百英雄の1人と共に 赤竜に乗って 各地の魔物を退治してまわる話が書かれてます
へぇ~ 竜に 巫女っていうより竜騎士みたいだね
見てもいいかな
はい
う~ん この村には20人の百英雄が来るのか
えっ そんなことは書かれてないはずですが……
えっ だって ここに
俺はティアに予言書を渡した
あっ 確かに えっ でも 今までは……
昨日までは確かに書かれていませんでした
へぇ~ 予言書は変化するんだ
そうなんでしょうか
えっ 違うの
いえ 私もよく知らないので
私はただ その予言書に名前があっただけで
竜の巫女として扱われるようになりました
そうなんだ じゃあ 竜の巫女になったのは
最近からなの
はい 予言書が見つかった1年前くらいです
じゃあ 他の予言書と同じ時期だね
他にも予言書が
うん 百英雄と旅する人の名前が書かれていたよ
そうでしたか
ティアは特技か何かあるの 竜に関して何かあるとか
いえ 何も無いです 料理が好きなだけの普通の村人です
へぇ~ こんなに可愛くて 料理も出来るなんて
さすがは 竜の巫女様だね
何か関係が
そりゃそうだよ 巫女っていったら 可愛くないとね
ティアなら理想通りの竜の巫女だよ
間違いない ティアは竜の巫女だ
本当なら いいんですけど 違ったら 申し訳なくて
みんな生活が苦しいのに 私だけ特別扱いしてくれているので
それなら 大丈夫だよ 苦しい生活はもう終わったからね そうだ この村で起こっていることや 村のまわりのことを教えてよ
はい わかりました
どうしたの 暗い顔して
いえ 大変なことが起こっているのに
竜の巫女として何も出来なくて
おいで
俺はティアを抱きしめた
もう 大丈夫だよ
ティアは1人じゃないんだよ
この村には20人の百英雄が現れる凄い村になるんだから
きっと 明日からは いや 今から幸せな村になるよ
ティアは涙を流しながら 俺を強く抱きしめてきた
ティアは今まで何も出来なかったと
村でのことをひたすら話続けた
俺は黙って 聞き続けた
……
……
ティアはにっこりと微笑み
俺にキスを
ティアはありがとうと言って
また キスを
そして
……
今日はここまでにします
読んでくれた人 ありがとうございます




