表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
桜町野球軍  作者: 赤虎
9/349

R君のセキュリティ対策

A「お前、俺のコンピュータシステムに侵入しただろ!」

R「はぁ?何言ってんだ、お前」

A「侵入された痕跡があるんだ!」

R「それだけで俺が侵入した証拠になるわけ?」

A「お前しかいないだろ!」

R「じゃ聞くが、お前のコンピュータ、OSは何だ?」

A「Windows98だ!」

R「あのな、そんなサポートが切れた、セキュリティ・ホールだらけのOS使ってりゃ侵入されて当たり前だろ!それを俺の仕業にするな、このボケ!」

   ・

   ・

   ・

A「クソッタレめ!頭にきた!Rん家のコンピュータをクラッキングしてやる!・・・って、見つからないぞ・・・何故だ?・・・明日、再度アクセスを試みるか・・・」

   ・

   ・

   ・

A「あれから1週間、毎日アクセスを試したけどRのコンピュータが見つからない・・・けったくそ悪いがRに聞いてみるか・・・」

   ・

   ・

   ・

R「俺のコンピュータのセキュリティ?またろくでもないこと考えているな、お前」

A「いや・・・俺のコンピュータの参考にしようと・・・」

R「去年、クラッキング対策のためにシステムを全部更新したんだ」

A「どんなシステムだ?」

R「教えられないね」

   ・

   ・

   ・

A「Rの奴め・・・自らの所在を秘匿する様な高度なセキュリティシステムを何時の間に開発したんだ・・・こうなったらRん家に忍び込んでこの眼で確かめてやる!」

   ・

   ・

   ・

A「ここだな、Rの仕事部屋は・・・何だ、この厳重に施錠された書棚は・・・あのカバーがかかった机にRの新システムがあるんだな・・・どれ・・・なんだこりゃ!タイプライターじゃないか!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ