A君とJ君
A「勝ったぞ!我々人類の勝利だ!」
B「自立型統合軍事システムは完全に破壊された。もう二度と復活することはない!」
G「長い戦いだったな・・・」
B「AIは二度と作るまい・・・俺達は倫理なき科学に盲従し、調子に乗って神の領域に手を付けた・・・天罰が下ったんだ・・・」
F「核もな・・・通常兵器だけなら、ここまで悲惨で大規模な殺戮と破壊はなかった・・・」
R「・・・ところで、あれ、どうする?」
G「あれね・・・」
C「・・・」
A「処刑だ!殺せ!」
R「Kaは別だろ?」
A「同類だ!殺せ!」
F「おいおい、落ち着け。確かにKaはJから分離独立したが、我々抵抗軍の一員じゃないか」
A「人類の裏切者、保身のために自立型統合軍事システムに媚びを売り我々を攻撃すらしたJとその同類は殺せ!」
B「しかし、Kaは抵抗軍の一員として勝利に多大な貢献をしたぞ」
R「抵抗軍の指導者はお前かもしれんがな、前線指揮はKaが執っていた。その指揮と戦闘力、勇気は抵抗軍随一だ」
G「あの悲惨な撤退戦の時、Kaが殿を務めたからこそ作戦が成功したことをお前は忘れたのか?」
A「・・・」
R「今、Jを処刑しなくてもいい。殺してしまえばそれで終わりだが、生かして罪の償いをさせようじゃないか。あいつは手先が器用だ。復興に使える」
B「なるほど。使うだけ使ってから処分しても遅くないってことか」
C「Ka君、君の意見は?」
Ka「身内の事だ。君達に任せる」
R「どうする?A」
A「・・・お前等の言い分にも一理ある。確かに復興が最優先だ。落ち着いてからJを処分しても遅くない。Kaに関しては感情的になってしまった。謝る」
B「決まりかな?」
G「そうだな・・・さて、復興なら任せろ!俺は誰かさんに徹底的に破壊された瓦礫の山から再生した!」
R「俺もだ、誰かさんに散々敷地を荒らされたが短期間で復興した」
G「・・・」
C「君達、何時の時代の話してんの?・・・僕はちょっと時間かかったけどね。復興なら任せてよ」
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A「意外と早く復興できたな・・・J、極秘開発の進捗はどうだ?」
J「原子炉は順調に稼働しプルトニウムの生成が始まっています。AIも順調に進化しています」
A「俺様が奴らを支配するための道具だ。目標を確実に達成しろ」
J「了解です」
A「あの時、感情に任せてお前を処刑しなくてよかった」




