6/501
雨、なみだ~去らぬ~
死にたい。
気付かれることなく……。
幸せを、感じていたら駄目なのかなぁ。殴られて。蹴られて。外に出されて。鎖で繋がれて。願いはひとつ。笑ってほしい。あの日のように、と。ママに言われたんだ。あんたなんて、生まなきゃ良かったって。聞きたくなかった。誰のために。何のために。生きてるんだろう。時よ止まれ。神霊のように。人の姿で。僕はここに居てここに居ない。僕という存在に、意味は無いのだから。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
死にたい。
気付かれることなく……。
幸せを、感じていたら駄目なのかなぁ。殴られて。蹴られて。外に出されて。鎖で繋がれて。願いはひとつ。笑ってほしい。あの日のように、と。ママに言われたんだ。あんたなんて、生まなきゃ良かったって。聞きたくなかった。誰のために。何のために。生きてるんだろう。時よ止まれ。神霊のように。人の姿で。僕はここに居てここに居ない。僕という存在に、意味は無いのだから。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。