札幌で生活保護の男性が石油ストーブが故障して札幌市に買い替えの費用を申請しましたが認められなかった?
札幌で18年間使っていた石油ストーブが壊れたと生活保護の男性が買い替えの申請を出して却下されたようですね。
男性は生活費を切り詰めてストーブを購入しますが灯油代が払えず、暖房無しで生活せざるを得なくなったとか。
で、ストーブの買い替え費用が生活保護費で認められないのは、憲法違反だと男性は訴えていたわけですが、市は争う姿勢を示したそうです。
これ今年のオリンピックでマラソンに参加する国々などにも広く訴えたほうがいいんじゃないですかね。
まあ裁判で争うことによって日本の地方行政の非人道さが全世界に知れ渡るいい機会かもしれません。
札幌では2012年に生活保護申請を取り下げられた姉妹が餓死・凍死していたこともありましたが、これは日本全国の地方の未来の姿でもあると思いますから、人ごとではないのですけどね。
日本では財政悪化を理由にそのうち生活保護制度が廃止されるかもしれません。
なお生活保護受給者は基本的にローン審査に通らないので分割払いはできす、貯蓄自体はできるのですが何か物品を購入した場合にそれが生活必需品ではなく贅沢品と判断された場合はその購入金額分が支給額から差し引かれます。
そしてストーブやエアコン、自動車などが贅沢品とされた例もありますからこのあたりはもうちょっと考えるべきではないかと思います。
そもそも生活保護申請を窓口で断ること自体違法なのに平然と行われていますが。




