特定のジャンルが先鋭化するのは仕方ないが、それだからこそベテランが初心者をどれだけ簡単に引き込めるかは大事なんだけどな
さて、私が小説を読み始めたきっかけは中学のときのクラスメイトに新井素子さんの”絶句”が面白いよと勧められ、実際に面白かったので本屋へ言ってコバルト文庫の星へ行く船シリーズなどに手を出したからだったように思います。
漫画の場合は小学校高学年の時に、多分床屋の待機席にあった週刊少年雑誌を読んだのが初めてでそこから週刊少年ジャンプなどを読み始めたように思います。
どちらも最初は無料で読み始めましたし、小説の場合は面白いよと勧めてくれクラスメイトがいなかったら私は小説を読んでいなかったかもしれません。
最も高校の時に横山三国志の漫画を読んで三国志好きになってパソコンを持ってる友達の家ににって三国志や信長の野望を複数プレイして、自分でもMSXを買ってもらってひたすら三国志をやりこんだのは高校時代の良い思い出ですし、関連して小説にもにも手を出した可能性は高いですけど。
で、まあ高校を卒業してTRPGサークルにはいって徹夜でTRPGしたりプレステのレースゲームなどをやったりもしていましたが、何かをやりはじめる時というのは既にそれを知っている人からのすすめや持っている人から借りたりと言うのは大事だと思うのです。
そこで重要なのはベテランが初心者に特定の娯楽を勧めた時に面白いと思えるかどうかだと思うのですね。
これに明確に失敗したのが格闘ゲームでベテランによる初心者狩りとCPU攻略の高難易度、複雑になるばかりの技入力などで初心者お断りとなって衰退していきました。
艦これのイベントも難易度が高すぎて一部の提督しかついていけなくなってしまったのが衰退した理由の一つだと思います。
で、現状のラノベですけど、表紙にエロを入れたり、タイトルに奴隷だのハーレムだのチートだのを入れたり、本文にヒロインにスク水やらブルマやらを着せたりするのは、ラノベを知らない人が読んで受け入れやすくなる要素だとは私は思えないのですよね。
また、学校の図書館に正々堂々とおけるかというとそういう表紙や内容だと中学校とかだとそもそも置けそうな気がしません。
昔と違ってスマホを持つのが普通の時代でもありますし、中高生の時に本を読むことをしないと社会に出てから本を読むようになる環境でもないでしょう。
特定のジャンルの娯楽が先鋭化するのは仕方ないけど、ラノベはライト層でも受け付けるように考えていかないと本当にやばいことになると思うんですけどね。
現状ではラノベの売上が落ちているからこそちゃんと考えていかないと行けないし、他人へ紹介して怪訝な顔をされそうな表紙や内容はどうかと思うんです。
とはいえおそらく今の傾向は変わらないと思うし、それでもなぜラノベは売れないのだと思うのでしょう。
ツイッターを見る限りはそんな感じがします。
とはいえ暴力的な描写があったり人が死ぬような小説・漫画・アニメ・ゲームは犯罪を助長するとか言われるとそれはまた何か違うとは思いますけど。




