登場人物・用語解説
【登場人物】
▪ノア……魔獣調教師
戦闘力は皆無だが、魔獣の血統や適性を見抜く『魔獣眼』と、肉体・魔力を極限まで最適化する『真・育成』のスキルを持つ。人間にはドライだが、魔獣の骨格や筋肉を語らせると早口になる「魔獣ファースト」の専門家。
▪イグニス……伝説の黒焔竜の末裔
人化の魔法により黒い角と尻尾を持つ美少女の姿をとる。気性が荒く「騎手殺し」として殺処分寸前だったところをノアに救われる。重度の人間不信だったが、ノアの優しさとマッサージに絆されていくツンデレ。圧倒的な身体能力と、他を寄せ付けない「大逃げ」の脚質を持つ。
▪レオン……勇者・オーナー
ノアを追放した元パーティーのリーダー。魔獣レーシングクラブ「ソード・オブ・ライト」のオーナー。魔獣を金と血統で評価し、ドーピング魔法と鞭で強制的に走らせる冷酷な男。
【用語解説】
▪魔獣競技
かつての戦争兵器である「魔獣」たちを競わせる、異世界最大のエンターテインメント。貴族や富裕層が莫大な賞金と名誉をかけて魔獣を所有・出走させている。
▪人化
強力な魔力を持つ高位の魔獣が、人間の姿に変化する魔法。人化することで魔力消費を抑えたり、人間社会に溶け込んだりできる。身体能力は魔獣のまま維持される。
▪魔獣眼
主人公ノアの固有スキル。対象の魔獣の「血統」「コース適性(芝・荒地など)」「脚質」「疲労度」などを半透明のステータスボードとして視認できる。
▪真・育成
主人公ノアの固有スキル。魔獣の肉体と魔力回路の構造を完全に把握し、マッサージや食事管理を通じて隠された潜在能力を限界突破させる神業。
▪魔力拘束具
凶暴な魔獣を無理やり従わせるための重厚な呪具。着用者の魔力回路を圧迫して激痛を与え、逆らえないようにする。イグニスを苦しめていた原因。
▪未認定戦
アンランク王都郊外で開催される、底辺中の底辺が集まる非公式の泥んこレース。実績ゼロのノアとイグニスが最初に挑むことになる下克上のスタート地点。




