設定資料
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登場人物
葛城大河
主人公。岡山県立東高等学校、一年四組。
元々ワールドやABSには縁がなかったが、真奈美やイツキたちと出会い、また、父が残したオリジナルABS「フェンリル」をみつけたことで、ABSオペレーターとして活躍していくことになる。
勝気で直情的。割と調子に乗りやすい性格だが、ABSの操縦技術は天性の才能があるようだ。射撃は下手。
愛機は、オリジナルABS「フェンリル」。
高村真奈美
大河が居候している高村家の娘。岡山県立東高等学校、一年三組。
父の修平は優れたフリーのプログラマーであり、そんな父の姿を追うように自身もプログラマーを目指している模様。
淑やかで女の子らしい雰囲気があるが、意外とアグレッシブな面もある。
霧島イツキ
大河のクラスメート。岡山県立東高等学校、一年四組。
情報技術部の部員であり、大河たちとともにワールド探査という部活動を行う仲間。
気弱で少々頼りない印象だが、中学生の頃からオペレーターをやっており、それなりの操縦技術は持っている。
愛機は、メスナー&リュッカー「イェーガー2」。
椎名ミユキ。
大河の先輩。岡山県立東高等学校、二年一組。
情報技術部部長。部員数三名+一名というとても小さなチームのリーダーとして活躍する。大河やイツキにとって、厳しくも頼りになる先輩。
小学生の頃からオペレーターとして活動しており、非常に優れたオペレーター。名前も全国的に知られている。
愛機は、カガヤソフトウェア「シュトラール」。
鈴原トーコ
東高情報技術部に出入りしている中学二年生。チームではキャリアの運転および状況分析等の、マネージャー的な役割を担っている。
性格は常に冷静かつクールで、つかみどころのない不思議な性格をしている。
オペレーターではないので、自身のABSは所有していない。
大河のクラスの担任教師、鈴原エミは従姉妹である。
メカニック
フェンリル(オリジナル)
葛城大河の所有するABS。
大河の父、葛城謙也がプライベートで製作していたと思われる。
基本的なスペックは、第三世代相当の性能だが、後述の「アクセラレート・システム」を搭載している関係なのか、メイン以外にもサブジェネレーターを搭載している。また、作中後半に斬撃武器「カゲミツ」を使用する関係で、腰部にさらにもう一基搭載した。
イェーガー2
霧島イツキのABS。
ドイツの大手メーカー「メスナー&リュッカー」の主力ABS。
現時点で同モデルの最新型は「イェーガー5」であり、すでに旧型モデルとなる。信頼性と扱いやすさ、大量に流通していることから入手しやすいのもあり、世界中で人気が高い。
ドイツ以外でも各国で正式採用され、大量に投入されたこともあり、よく知られている。
イツキのものも中古モデルで、現役当時と比べてあちこちに手を加えられている。
シュトラール
椎名ミユキのABS。
日本の大手メーカー「カガヤ」が開発した第三世代主力ABS。
自衛隊の主力として使われていたが、現在は最新型の「ナハティガル」にその座を譲っている。民間の間では、高性能モデルとして現在でも人気は高い。
ミユキのシュトラールは、中古ではなく新規購入である。購入当時、百万円前後はしたと思われ、とても羨ましい。
エトワール
国内メーカー「カガヤ」の第二世代ABS。当時、信頼性の高さと低コストで注目され、カガヤの名を一気に広めた人気モデル。
自衛隊において主力ABSとして正式採用され、大量投入された。
現在は次世代のABSに切り替わっており、自衛隊でも少数のみ保有されている。
かなり活躍したこともあって、民間では人気の高いABSだが、第二世代後半のモデルであることもあり、さすがに古さを隠せない。
日本以外では、台湾や東南アジア諸国、インドなどでも正式採用されていた。




