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『奈落の捕食ギルド』〜ゴミスキル【捕食】の召喚師、世界を滅ぼす魔獣たちを従えて無双する〜  作者: 感謙 思人


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第四章:『英霊の帰還』『奈落のギルド』『反逆の旗揚げ』

ウルフとエリーでテンションが上がる場面だと思います!絵が上手かったら描きたい…

もっと更新してほしいとの意見があれば頑張りますので、感想お聞かせください!

お楽しみに♪

第四章:『英霊の帰還』『奈落のギルド』『反逆の旗揚げ』

「ふぅ……」

シンは己の掌を握り、開き、新しく手に入れた力の残響を確かめる。

S級魔獣『黒耀の魔将・エリゴス』を捕食したことで、シンの身体を満たす魔力量は爆発的に跳ね上がっていた。奈落の濃密な魔阻すら、今のシンの呼吸を乱すことはない。

背後には、召喚されたまま静かに佇むウルフとエリゴス。

二体の英霊モンスターは、じっと主であるシンを見つめていた。国に裏切られ、怨嗟の末に魔獣へと身を落とした彼らだが、その瞳にはかつての狂気はなく、深い忠誠心が宿っている。

シン:「……なぁ。お前たち、その姿のままだと、これから先ちょっと動きづらいよな」

シンが苦笑交じりに呟いた。

今は奈落の深奥だからいい。だが、いずれ地上へと攻め上る時、巨大な影の狼と、山羊角に蝙蝠の翼を生やしたデーモンをそのまま連れて歩けば、一発で国の警戒網に引っかかる。

すると、エリゴスが妖艶な唇を吊り上げ、不敵に微笑んだ。

エリゴス:「ふふ、ご心配なく、我が主。主の魔力を分け与えられた今の私たちなら……かつて『人間』だった頃の姿を再現構築することも可能です」

シン:「え? 戻れるのか?」

エリゴス:「ええ。ウルフ、あなたから、なさい」

エリゴスに促され、シャドウ・ウルフが一歩前に出る。

その巨体が漆黒の霧に包まれ、急速に形を変えていく。霧が晴れた後に現れたのは――。

「……お待たせいたしました、主殿」

低く、よく通る声。

そこにいたのは、漆黒の髪を無造作に揺らした、息を呑むほどの超イケメンの青年だった。切れ長の鋭い瞳は夜の闇を溶かしたように深く、鍛え上げられたしなやかな肉体は、かつて一国の騎士団長を任されていたという威厳と風格を放っている。

シン:「マジか……めちゃくちゃ男前じゃねえか」

思わず呆気に取られるシン。ウルフは照れくさそうに、かつて狼だった頃の名残のように頭を掻いた。

エリゴス:「では、次は私ですね」

エリゴスが前に出る。彼女の身体から立ち上る濃紫の魔気が、その肉体を包み込んでいく。山羊の角が、蝙蝠の翼が、影の中に溶けるように消えていく。

そして、霧の向こうから現れた姿に、シンは思わず目を剥いた。

「なっ……!?」

「いかがでしょうか、我が主?」

そこにいたのは、艶やかな漆黒の長髪をなびかせた、超爆乳の絶世の美女だった。

魔獣の鎧から、かつての女騎士としての軽装の甲冑へと姿を変えているが、その胸元は今にもはち切れんばかりに主張しており、細い腰つきとの対比が強烈なエロティシズムを醸し出している。妖艶さと高潔さが同居したその佇まいは、男なら誰もが目を奪われる極上の美しさだった。

シン:「あ、ああ……。二人とも、そっちの方が地上では都合がいい。……っていうか、美男美女すぎるだろ」

シンが顔を赤らめて視線を逸らすと、エリゴス――エリーはクスクスと嬉しそうに身をよじり、そのたびに豊満な果実がブルンと大きく揺れた。

人型となった二人の英霊を前に、シンは神妙な面持ちで口を開いた。

シン:「さて……。俺たちの目的は、俺をハメた特級ギルド『黄金の獅子』、そしてお前たちを陥れたこの腐った国を内側からブチ壊すことだ」

ウルフとエリーが深く頷く。

シン:「だが、今の俺たちはいわば『死人』だ。まともに正面から挑んでも、国中の戦力に押し潰される。だから――俺たちはここで、力を蓄え、同志を募るための『組織』を作る」

シンは奈落の闇を見渡した。ここには、国が隠蔽のために落とした英霊たちの残滓が、まだまだ眠っているはずだ。それらを『捕食』し、あるいは解放して、自らの勢力とする。

シン:「奈落の底で、国を喰らうための牙を研ぐ。……俺たちのギルドを作るんだ」

ウルフ:「素晴らしい考えです。して、ギルドの名は?」

ウルフが鋭い瞳を輝かせ、尋ねる。

シンは不敵に笑い、地上の光り輝く偽りの都『オウレリア』、そして頂点に君臨する『黄金の獅子』を思い浮かべた。

あいつらは、まばゆい金碧の中でふんぞり返っている。ならば、こちらはその対極。最も深い闇の底から、すべてを侵食する影となろう。

「ギルド名は――『常闇の残響シャドウ・エコー』。あるいは……地上の『黄金』をすべて喰らい尽くす、黒きあぎと。『黒夜の反逆者ノワール・レベリオン』。いや……」

シンは、自身の影から広がる無限の可能性を見つめ、告げた。

『奈落の玉座アビス・ルーラー』……これで行こう。この奈落に落とされたすべての英霊の無念を晴らし、奈落に一国を築く。

ウルフ:「フッ、我ら裏切られた残滓に、これ以上なく相応しい名だ」

ウルフが満足そうに口元を緩める。

エリー:「ええ、最高ですわ、シン様。私たちが地上の黄金を血に染める日、今から待ち遠しくて体が火照ってしまいます……っ」

エリーが豊かな胸をきつく抱き締めながら、恍惚とした表情で吐息を漏らした。

シン:「よし、方針は決まった。まずはこの第4層、さらにその奥へ進むぞ。ここに落ちている『国の不都合』を、全部俺たちの力に変えてやる」

シンを筆頭に、超イケメン騎士となったウルフ、そして超爆乳の魔女騎士となったエリー。

奈落の最底辺から世界を覆す最強の反逆ギルド『奈落の爪牙アビス・ファング』が、ついにその産声を上げた。

彼らが地上へ帰還する時、偽りの黄金に彩られた王国は、真の絶望を知ることになる――。

いつもたくさんの方が読んで下さっていますね!

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