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風の終わる場所

 海の中に緑色。小高い山が一つ。


 この小さな島には、風に乗っていろいろなものが飛んでくる。誰もいない珊瑚礁でできた島。澄み渡る美しい海に囲まれた無人島に住むようになって数日が過ぎた。


 私は生き物としてとても自由になり、生まれたままの姿で砂浜を駆け回っていた。時折、文明が恋しい日も来るけれど、そういう日には、私は料理をすることにしている。この島には雑誌や書籍などが飛んでくることもあり、気に入ったものを飛んできた大きめの缶の中に保存しているのだ。


 本当に様々なものが飛んでくる。中には、まだ使われていないようなとてもキレイなものもあったりするので、私は楽しんでそれらを集めたりしている。レシピが書いてある本などは、一番のお気に入りだ。


 私は肉料理のページを開き、そのとき島にあるものを材料に、料理をはじめた。食材を調達し、火をおこし、歌い、眠り、また起きる。もう手放したくない最高の暮らしだ。


 私は今日も空を見る。


 パラシュートに乗って、何かが飛んでくるのが見えた。シルエットからすると、あれは人間だ。



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