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高速移動装置

 雲海に包まれた山奥に、むちゃくちゃ巨大な巨人がいた。その巨人の鋸が、山を縦に切断しようとすごいスピードで往復している。


 周辺に住み着いた人々はそれを知らず、自然現象だと思い込んでいた。


 やがて人々は、そこに町を作った。巨大金属の規則正しい往復運動を移動手段として利用することにした。山から山を、あっという間に移動できることで、人や物が大きく動き、町は大きく発展した。


 しかし、そんな日々にも唐突に終わりが訪れる。巨人が手を滑らせて鋸の往復が失敗したことにより、地形がマーブル柄に乱されて、全てが破壊された。


 生き残った者は痛感する。


 我々は、不確かで危険な世の中でいつも生きているのだ。


 それでも鋸の運動が再開されると、再び有効活用をはじめたのだった。

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