第一話 〔辿り付いた場所〕
平行世界とはある地点をきっかけに分岐した世界、その平行世界の内の一つで起こった事だ。
『確かここだと書いてありますよ!!先輩行きましょう!!』
そう言い春風日和は地図や周りを
キョロキョロしている。
『そうね…早く休みたい…頭も痛いし…早く見つけて入らないと奴らに見つかるわね…』
『そうですね!!…お?あれは…前の場所と同じやつ!!
見つけました!!あれです!!早く行きましょう!!』
ぴょんぴょんと跳ね日和は一目散に地下シェルターの入り口まで行こうとした瞬間…
バリィぃン!!!
突然窓が割れ、モンスターが日和達の前に現れた!!
『ダ…スゲ…ブォォゥァ!』
突然ではあったが警戒していた優香はブラック・ジャック
でF扱モンスターに攻撃した。
『下がって!日和!!くらいなさいッ!!』
ブチュ…!!
ニキビやデキモノを潰す時の音が鳴り、
当たりどころが良かったのか、
一撃でF級モンスターは死亡した。
『あわわ…危なかったー…ありがとうございます、先輩!!』
『どういたしまして…早い所、シェルターに入るわよ。』
そう言い、シェルターに入ろうと一歩を踏み出した瞬間…
ブーン…バチッ…バチバチッ‼
…
……
ドサッ…
ビルの2階辺りに紫のヒビと歪みが出現し、
黒い物体を落として両方消えた…
その黒い物体は丸い物体の形を保っていたが、
数秒経つと割れ、
中からは赤いパーカーを着たボーイッシュな男が出てきた、
その男は頭からは血を流していて左耳辺りが
赤黒く変色していて、千切れているのだと分かった。
『ちょ…!!貴方大丈夫!?……!!
…日和…この人もシェルターに運ぶわよ!!』
『わ、分かりました!!』
…
……
地下シェルター No.A-288
入ると、トタンと錆びた鉄の廊下に降りた、
二人が入って少しすると奥から片腕の無いメガネの男と、
右眼の無いムキムキの男が現れた、
『私は緋山俊平と言います。』
『そしてワシはガルツ・ジョースターじゃ、
お主達は二人か?』
『いいえ三人です!!』
私達が慌てている事と後ろに血を流している男を、
担いでいるのを発見し、
男をガルツ・ジョースターさんが頭辺りに布を当て、
病室と書かれた札のある部屋に入っていった。
『まぁ…とりあえず自己紹介をお願いします、
あんまり乗り気じゃ無さそうですが。』
『わ…私の名前は春風日和!!裁縫と一応下級モンスター程度、
なら追い払えますよ!!』
『…私の名前は花蓮優香、一応下級モンスターを倒せるわ。』
『ふむ…では歓迎いたしましょう、
戦力は多ければ多いほど良いですからね。』
『…それでは私に着いてきてくて下さい、
相部屋ですが我慢してくださいね。』
『分かりました!!行きましょう、先輩!!』
『えぇ…そうね。』
私達は説明を受けた後、
部屋へと案内され部屋に入ると、
二人が部屋におり四人部屋だという事が分かった。
『始めまして、今日からここに移住することになった
花蓮優香と…』
『始めまして!!隣の後輩の春風日和です!!』
私達が自己紹介をした後、二人も自己紹介をした。
『僕の名前は林玲と言います、
片腕には触れないで頂けると嬉しいです。』
片腕は義手を着けており…布で覆われている、
ネオン色の服も少しボロボロになっている
私と同じ歳位の青年だ、
もう一人は…
『白咲幸、玲と同じ所から来た…よろしく。』
目に光が宿っておらず学生服も所どころ破けていて、
絶望を味わった後のような顔をしていた。
『それじゃあ私は失礼しますね、
私はあの男に質問等をしないといけないのでね…
後の事は二人に頼みます、それでは。』
そう言い終わると緋山俊平は病室に向かった。
少しの静寂の後、日和が喋りだした。
『と、とりあえず案内をお願いできませんか?
ここに来たばかりなので!!』
とりあえずその場の静寂を終わらせようと日和が提案をし、
私達はこのシェルターの案内を受けることになった。




