17話 種
あらすじ、省略。
「次回の犯行予告をしましょう」
通話先が誰なのか、やっと理解した。
「俺は黒鉄新庄だ。体育館からクラス全員を救ったのは俺だ」
「やっぱそうでしたかー。予想はしていましたよ」
俺の正体がバレているということは内通者がいるのか?
「お前の目的はなんだ?」
「暗殺の依頼をこなすことですね」
やはり依頼されていたのか。
「一応聞いておきましょうか」
「何をだ?」
「私たちは誰を暗殺しようとしているかわかりますか?」
馬鹿正直に答えるか。
「幸手だろ?」
「お見事!でも残念‼︎」
「どっちなんだよ」
密かに逆探知を試みる国見たちだったがどうやら無理っぽい
「幸手さんだけではないですよ、あなたもですよ?黒鉄新庄くん?」
「それはどういうことだ?ボムデビル」
「おっと名前を呼んでもらえると思いませんでした」
「どういうことだと聞いているんだ」
少し濁したかったのか間が少しあった。
「私はあなたと勝負がしたいんです」
「勝負?俺は受けないぞ」
「受けないといけない場面がいずれ来るはずです。それに、」
「それに?」
「あなたは自分から受けに行くはずです」
「そうかもな」
『そうかもな』と言うつもりはなかったが気づいたら口に出していた。
「まあ、今はあなたたちを試している状態ですがいつかは面と向かって勝負ができることを願っています」
「で?犯行予告は?」
「今から1ヶ月後、学校の生徒の100人を殺害します」
随分大雑把だな
「俺が守る義理はないぞ?」
「いいんです。それはあなた次第ですから」
俺にそこまでの冷酷さは持っていない
「話は終わりか?」
「いいえ、もう一つ面白いことを教えてあげましょう」
「?」
「私たちの持っている能力について」
「お前のとこにはハッカーがいるんだろ?それも能力者の」
「その通りです。よくわかりましたー!ですが、」
「ですが?」
「もはやハッカーでもないかも知れません」
「どう言うことだ?」
「それは、じきにあなたも分かるでしょう」
ハッカーでもないとなると、もはやハッカーの域を超越しているという意味なのだろうか?
「最後に一つ、次回の犯行は1ヶ月後ですが、」
逆説が多いな
「種を植えておきました」
どういうことだ?
「プツッ」
通話が終わった。
今回のボムデビルの行動には不可解な点が多い。
だが、それを気にしている余裕はなさそうだ。
「話が終わったのですか?」
外に出ると金子が話しかけてきた。
「今回ばかりはしょうがない。同盟を結ぼう」
「やっと協力してくれるのですね?」
「いや、学校を潰すのは後回しだ」
「どうしてですの?」
「先に爆弾魔を捕まえる。巻き込まれたならしょうがない」
「爆弾魔って?」
金子に事情を全て話した。学校のことについては一切触れなかった。
「あの文章はそういうことでしたか」
「全て納得がいったか?」
「はい、大丈夫です」
「爆弾魔が撒いた種はなんだと思う?」
「種ですか.......さっぱりですね」
天気は相変わらず悪く、帰りは車の送迎だった。
金子と会話をしているとすぐに島津の車が俺を迎えにきた。
「島津、ちょっと頼み事いいか?」
「はい、なんでしょう?」
「例の件頼めるか?」
「承知しました」
この例の件というのは俺が窮地に立たされた時のお助けカードになるだろう。
長くの年月が経ちました。本当にごめんなさい、、
ちょっと萎えてたんで、投稿してませんでした。
てか今回の更新がバリ短いですが許してくだせえ
あと少なくとも一週間は私情により更新できないのですが、夏休みは超暇なので毎日投稿を続けることにしています。良かったら次が出るの楽しみにお願いします。




