1話 任務開始
初めまして!sabaです。
今回が初投稿となります。
1話千文字ほどなので気軽にお読みください
毎日5時に更新予定です!(マジで予定です)
「例の高校を潰せ。それがお前の任務だ。期待してるぞ」
それが俺に課された初めての任務だった。
4月7日 入学式前の準備登校日
「私は学年主任の井上だ」
「この学園は国が新しい教育体制のために試験的に作ったものだ」
「そしてここに居る皆は選ばれた人間だ」
「今から学校用の携帯を支給する。順番に取りに来い」
配られた携帯を手に取り電源を入れると新しい教育体制の内容が映し出されていた。
「携帯に電源を入れろ、今から新しい教育体制の内容を伝える」
「一番上に1000ポイントと書かれているだろう。それが君たちの所有しているポイントだ。いや、言い方を変えよう。それは君たちの成績だ」
「ポイントの多さで成績が決まると言うことだ」
「君たちには学期ごとに学力が評価され、最大1000ポイントずつ付与される。三学期制なので最大3年間での最大ポイントは10000ポイントだ」
「ポイントは君たちの大学、会社を決める大事なものだ」
「大学の偏差値ごとのポイント数の目安を言っておこう」
「偏差値50の大学では5000ポイント」
「偏差値60の大学では7000ポイント」
「偏差値70の大学では8000ポイント」
「偏差値75の大学では9000ポイント」
「以上が目安だ」
国がわざわざ作る教育体制にしては従来のものと変わらなすぎる。
唯一変わった点といえば大学受験のような一発勝負ではなく長期勝負になっただけだ。
この高校は国のために作られた研究施設なのかもしれないし、あるいはもっと違う目的があるのかもしれない。まあどちらにせよ裏がありそうだ。
というかこの教育体制、よう実と似すぎだろ。
ポイント交換入れたらそのまんまじゃないか。
前に座っている人も何かコソコソ話をしている様だ。
不満だろうな、当然だ変なシステムだからな。耳を澄ませて盗み聞きしてみよう。
「可愛い女子いなくね?」
「さっきめっちゃ可愛いやつ見たぞ」
全然関係ない話だった。聞かなかったことにしよう。
「誰か質問あるか?」
「無いようなのでこの学年集会を終わりにする」
4月8日 入学式
「皆さん入学おめでとうございます。校長の伊藤と申します」
明らかに祝辞とは思えない声のトーンだった。
「皆さんは学校のルールを知っていると思いますが軽くおさらいしましょう」
「この学校では各々の生徒にポイントが支給されます。そしてそのポイントは学力が高いほど多く貰えます。そして卒業式までに獲得したポイント数によって入学できる大学、または入社できる企業が変わってきます」
「これ以上の情報は公開しません、これ以上は自力で情報を入手してください」
「人を欺く、信頼を得る、全て自由です」
『人を欺く』という要素は事前に説明された教育方針にはなかったため、少し困惑した。
学園には裏があると言っているようなものだ。なぜそんな行動をしたのか全く理解できなかった。
そしてもしかしたら本当にあの作品と同じ様な学校なのかもしれないと期待した。
「では、高校生活をお楽しみください」
そうして入学式が終わり、俺の新たな学校生活は幕を開けた。
お読みいただきありがとうございます!
今回は1話目で中々世界観がまだ掴めていないと思いますが、4話目あたりで物語が大きく動く区切りがあるのでぜひ次話が投稿されたら読んでみてください
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