第十四話 第三十一部 明日に向けて
亜弓「由紀が…一番?」
日下部「序盤からのヒット期待しているぞ。流れをつかみとってくれ。」
由紀「はい!!」
由紀は笑顔を見せてくれた。周りも納得の顔だ。由紀ならきっと…仕事をしっかりと果たしてくれるはず。
日下部「二番ライト、府中。三番センター、海鳳。四番ファースト、池之宮。五番サード、新天。」
二番からはいつもの打線になっていた。この重量打線はもう止まるところが知らないぐらいの力強さだ。
日下部「六番キャッチャー、友亀。」
友亀「はいっ!!」
友亀が六番、かなりの大躍進だ。きっとチャンスでいくつか回ってくるだろう。チャンスを掴み取って点を入れていって欲しい。
日下部「七番ピッチャー、日高!」
亜弓「は、はい。」
私の名前が呼ばれた。七番ピッチャー、甲子園初戦で大事な先発を任された。重要な試合に先発で任されるというのは期待されていることだ。私はあきらめない…。
日下部「八番セカンド、卜部。九番ショート栗山。」
卜部「はい!!」
栗山「うっす!」
二人の先輩が後ろにやってきた。なぜ後ろにまわしたかがなんだかわかった気がした。後ろに速い選手が二人いると相手にプレッシャーを与えることができる。そして…一番には由紀が…!
日下部「館川、お前は7回前後に中継ぎとして投げさせるからな。準備しておけ!」
館川「わかりました!!」
館川にも当番予告…いかに失点を少なくして館川に回すかが重要になりそうだ。
日下部「それじゃあ明日、しっかりしてくぞ!!」
皆「はい!!」
いよいよ明日…甲子園初戦だ!




