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短編集【BL】  作者: 朝比奈 黎兎
私だけの・・・
14/14

【読み切り】

えっと・・・此処でお知らせです。


今回でラストにしようかと思います。こちら。

敬語の〇〇×専属パティシエ君。


少し長編を書きたいので、このお話で最後にしようと思いいたってのことです。

とある国のとある城。



「さて、もう一口如何です?」

「も・・・あの・・・やっぱおかしいんじゃ・・・。」

「私が、直々に差し上げてるのに、いらないと言うんですか?」

「うっ・・・食べます・・・・。」


差し出された出来立ての焼菓子を、食べさせてもらっている少年は、今のこの状況を信じられないでいた。誰かに見られたら、自分はいろんな意味でここにいられなくなる。


「クスッ・・・美味しいですか?」

「ん・・・・っでも・・・。」


というより、おいしくないわけがない。なにせこの人の為に自分・・が腕によりをかけてつくったのだから。しかしいまそれを食べてるのは作った自分。少し悲しくなる。


「どうしてそんな顔してるんですか?」

「僕が作ったお菓子食べたくないんですか?おいしくないから?だから・・・こうして僕に食べさせるんですか?」

「なにをいってるんです?」

「ちが・・・うんですか?」


思わぬ言葉に僕はびっくりした。それと同時に疑問も沸き上がる。


「なら・・・何故食べてくれないんですか?」

「しいていうなら・・・シエルが食べてるの見るだけでお腹一杯ですから。」

「えっ///////な・・・なに言ってるんですか、王子・・!!」

「それで・・・・いただいてもいいですか?」

「え・・・なにをですか?」



私の一番好きなスイーツを・・・


〇〇=王子でした!




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